今朝、ワイドショーをなにげに見ていたら...

子宮頸がんのワクチンが今月22日から発売ということを
番組冒頭で取り上げていました。

これはもちろん、今年、啓発ライブをやったくらいですから
私にとっても興味あること。
スマイリーの片木さんからすでにもいろいろ聞いていたし...と...
しばしテレビの情報を聞き込んでみると...

まず、このニュースが読売新聞の小さな記事で
昨日掲載されていたということと...
具体的な摂取時の値段。
ワクチンが有効である年齢...などの内容を話していました。

途中、女性のコメンテーターの方が
コメントを求められていましたが
まったく専門的なことはわからなかったのでしょう。
推測ですが...という形でコメントをおっしゃっておられました。

残念。
たぶん、彼女は子宮頸がんがウィルス感染だということも
ご存じないようでしたし、ご自分の経験を踏まえて
コメントしていらっしゃいましたが...
それでは視聴者に大切なことが伝わらない...
たくさんの女性に子宮頸がんのことを伝えられるチャンスだったのに
残念でなりません。

もっとこのような話題を取り上げるなら
ちゃんとした専門家の意見も添えて情報を流して欲しかった。

テレビを見ている側には、情報の欠片の提供はあっても
その情報の真偽や有効性、どこでなにを?どのように?と
もっと具体的に、それ以上の情報の詳細を究めればいいのかわかりません。

私も友人たちやママ友に啓発ライブのあと
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルス感染であり
10歳以上の女の子であり条件を満たしていれば
ワクチンは有効と伝えると驚いていました。
まったくそんな情報は身近にないといった状況です。

テレビでは...
■ワクチンは発症を7割減らせるということと
■摂取対象は10歳以上の女性
■3回の摂取が必要で、費用は自己負担
■グラクソスミス社のワクチンは1回12,000円

...と、いう情報でした。

成人した女性にとってという内容ではないので
主に女の子を持つ親に向けての情報でしたが
保険がきかず自己負担だということの重さ
そして、その決断に値するだけの情報が足りません。

世界での同様のワクチンの在り方や臨床報告もないので
まったく親としては娘に与えるべきなのかを
判断できるような詳細はわかりません。

こんな状況で果たして自分の娘にワクチンを摂取させるような
決断が下せるか否か...

私が片木さんからメールにて報告を受けたときは
アメリカはグラクソスミス社のワクチンの認証を延期していることや
メルクのワクチンを認証していることなど...
心配もありますよね。

国側も認証をしたのなら、それなりの情報をきちんと流さないと
せっかくのワクチンやそのワクチンが有効な方々に伝わらない。
残念です。

せめて、私のブログを読んだ方が興味を持って
子宮頸がんのワクチンについて知識を得られればと思い
このワクチンの情報を取り上げてみました。

私はこのワクチンが臨床報告も含めて有効であるのなら
10歳以上の女性に関して保険診療としてワクチンを接種できれば
もっとガンを防げると思います。

ただでさえ、私もそうでしたが若ければ若いほど
婦人科に行くという行為はなかなか敷居が高い感覚があります。
私は今では年齢的にもなにかあれば
すぐ病院に行って相談できますが...
子どもの事となると...ムムム...ですよね。

私の今までの経験でいえば
母娘で、しかも小学生や中学生と一緒に婦人科で診察を受ける光景は
見たことがありません。

以前、片木さんのお誘いで啓発イベントに参加したとき
卵巣ガンで娘さんを亡くされた方のお話しが胸に響きました。

少し成長した娘さんとすでに一緒にお風呂などを共にすることもなく
娘さんのお腹の異常なほどふくらんだ身体の変化に
気がつかなかったことをお母様が悔やんでおられて...
その心がとても痛かった。

婦人科はまだまだ気軽な感じで行ける気がしません。

女性といっても子どもから熟成した女性までいるんですから
もっと主治医としての婦人科が身近にあるといいですよね。
風邪をひいたときに行く病院のように存在してくれていれば
きっと病気もかなり防げると思います。

まずは検診。
それも幾つくらいからとかわからないですよね。
この子宮頸がんのウイルスに対するワクチンの問題は
まさにその部分の問題をも含んだ情報ですね。
私ももっと片木さんと協力して、女性特有のがんに関する
啓発を進めなければ...再度、思いました。



子宮頸がんと検索してもたくさんの情報が出てきます。
興味ある方はいろいろと調べてみてくださいね。

上記にリンクした片木さんのスマイリーは直接子宮頸がんに
関係してはいませんが、彼女は女性特有のがんにも
とても詳しい信頼のおける方です。
どんな病気もいつ自分におこるかもわからないものです。
女性の方なら女性の病気について知るチャンスですので
リンクさせて頂きました。