今日、お昼に教会の鐘が鳴っていました。
8月は6、9、15日と教会の鐘が鳴り響きます。



暑さと蝉の鳴き声と鐘の音。8月は祈りの月ですね。

調べてみたら、この終戦記念日とお盆は何も関係がないというけれど、やはり、この時期、人は目に見えない霊魂に祈るのです。

私の父は生きていれば92歳。バリバリの戦争体験者です。中国の真っ暗な草原を匍匐前進したとき、彼は20歳。怖くて怖くて仕方なかったと生前よく語っていました。

あんなことは嫌だと言いながら、年を重ねてから、戦争に関係するグッズを買い込んでいる父...ヘルメットや銃のレプリカ、零戦や軍艦のプラモデル…どうして嫌な思い出なのに、そんなものを買い込んで眺めているのか、私には到底理解できなかったけど、彼の人生の中で、戦争という体験は重くも決して忘れられない若き時代の経験だったのでしょう。

亡くなってからノートに書きとめた日記や、彼の思い出を読みましたが、そこにはやっぱり戦争にまつわる話しが出て来ます。戦争体験者が年々少なくなっていき、貴重な話しを聞けなくなるといいます。

私も、もうすでに直接、父から話しを聞くことは出来ませんが、父より少し年下の渡邉くんのお母さんがお盆に帰ったときに、幼かった頃に覚えさせられた戦争時の歌を歌ってくれました。嫌なんだけど、染みついた思い出があるのでしょう。戦争はいけない!と言いながら、昔体験した強烈な時代の思いを語ってくれるのです。

PERSONZの初期のNOTHING PERSONALで「NO MORE」という曲を作って、歌っていたとき、父は不機嫌でした。なんでこんな歌を歌うのか理解できなかったようです。でも、その後のPERSONZの歌はとても気に入って聴いていたので、「NO MORE」は若すぎて表現が直接過ぎたのかと思いました。

近くにいた親から聞いても、私自身、戦争を理解しているようで、まだ理解できていない。それほどたくさんの人生を変えてしまう大きな大きな出来事だったのでしょう。終戦は、今まで、信じていた世界が、ガラリと変わり、今日からは違う世界になりましたという境目の日。そこから今年で69年か...

父も母も生きていたら、語るでしょう。
戦争を体験した方々は語るでしょう。
今の世代、そして次の世代に、そんな出来事は絶対に起きて欲しくないと。

今日を慈しみ、明日はお盆の終わりにイベントに出演です。

a-nation…

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THE FIRE LEGEND 2014

2014年 8月 16日(土) 国立代々木競技場第一体育館
開場:15:00/開演:16:00
出演アーティスト:相川七瀬 / ZIGGY / DEEN / PERSONZ / LINDBERG ※50音順
MC:山本シュウ・松本ともこ
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心で平和を祈りつつ、
PERSONZの歌を
夏のど真ん中にHAPPYに歌います!

そして、少しずつ少しずつ夢に近づいていきます。
希望ある未来を信じるために。


父の軍服姿...



軍歴証明書に書かれた深夜出発の時の記述。
父の両親、叔母が面会に来ています。







終戦のときの記述は、特にないのですね。
19年1月から21年4月までの軍歴でした。