おはよーございます!はい、昨夜は原文元大学ノートと本となった「DREAMERS」を寝しなに読みました。それにしても本に掲載されていることが結構あったので改めて驚きました。中には角川の担当の方が当時書き添えている新潟...藤田勉、新潟の路上でヤクザとケンカ!などの記録もあり、思わず吹き出しながら読みましたぁ。

まぁ、当時はライブをやる側も観る側も初めての体験で戸惑いの中にいたんですね。各地、反応がかなり違っていたようだし、今の成熟したライブの見方とは大きく違うようです。当時、いつも問題視されていたなんでも手拍子しちゃう感じとか、演奏中でもMCの合間でもメンバーの名前を叫びまくるコールや、会館自体の規制(特に二階は、三階は立ち見禁止など)...いろいろありました。

私たちも毎回観客1000人規模で各地ライブしていたわけですが、到底、自分たちでもコントロールできる演奏や、気持ちのあり方が出来ていたわけはなく、毎回、わぁー!!....だめだぁー!とか、わぁー!良かった!とかメンバーそれぞれが書いてましたね。でも、やはり記録で残っているといろいろな場面が甦ります。

あえて言われなければ....記憶の片隅に、そして本にも記載されていないことのですが....

北海道の旭川市民会館の公演の時、1989年12月12日のことです。冬の北海道ということもあって前乗りだったけど、JASの(ここでもう時代を感じる)旭川行きの飛行機が飛ばず、急遽、札幌行きに変更し、旭川には列車で入ったと書いてありました。夜9時半に到着....そしてその日は「DREAMERS ONLY」がリリースされ、オリコン初登場1位になったと歓喜の様子が記載されています。その翌日は、札幌公演だったんだけど、今度は列車事故でまたまた急遽予定変更になり、車で札幌へ...雪道は怖かった!と皆、それぞれに書いてありました。

そんなこともあったねぇ....

まぁ時代を経て、この経験を積んだから今があるんだしね。ほんと今のお客さんはマナーも素晴らしいし、自然に楽しんでくれます。バンドも演奏することに疑問を持たないし、いつも完全燃焼。そのキャッチボールの良さが、この間のツアーで良いグルーブとなって会場を包んでいたのでしょう。

当時、私はとてもストイックでいつもホテルに戻ってはひとりでいたようです。喉のケアのため...そしてみんなとも食事しない日々もあったようです。誰も自分のことなんか理解してくれない!と思っていたと思います。

目の前にあるいちばん大切なライブ、そして歌うことを苦痛と思っていた節もあります。でもね、これも通る道なんですよね。もしかしたら過去にPERSONZのライブを観て不完全燃焼で終わった方もいるかもしれません。もう二度と見ないや!と思ったことがある方もいるかも....こちら側のバンドもまったくルーキーズとして熟成していなかったので、熱い塊をそのまま直球で投げつけていたところが多かったと思うので...

だけど今年25周年。やはり、やり続けてきたことには成果があります。バンド、辞めなくてよかった!そして、まだ先がある!やり続けよう!という期待感に今は満たされています。また観に来て下さいね、機会とご縁あれば...今は何よりもバンドが...観に来て下さる方が....一体となってライブを楽しく進めています。

さぁ、まとまったところで....お待たせいたしました。イラストコーナー。
昨日の本田君だけでは申し訳ないので...

はい。これらは「DREAMERS」とは前後しますが、ファーストのレコーディング日誌からのもの。いやぁ....最初のレコーディング、なにせ、時間がすごい!スタジオが安く借りれたんでしょう。

なんと!開始時間が深夜24時から....そして朝の7時まで...すんごい時代でしたよね。

それでも初めて大きなスタジオで録れるというので皆、頑張りました。驚いたのは当時、真夜中やってるコンビニがなかったようで(新富町ということもあったかも)真夜中、お腹が空くと私とマネージャーの山村さんとで車であっちへ行ったり、こっちへ行ったり、食べ物を調達してきたりしてるんですよね。結局、開いていたお寿司屋さんに握りを頼んだり....

こんな苦労話?も今や笑い話...
いつの時代もそうであればいいですね。その先で笑って振り返れればいいですね。

はい。今日は笑ってください。
以下はたぶん渡邉が書いたんだと思いまする...



自画像がすっ、すごい....



私のお願いポーズ、勉ちゃんのお願いポーズ。髪型がふたりとも当時の自分たちにそっくり...



どうやら、深夜のレコーディングでは私は仮歌を歌うと、いきなり暇になり、ソファーを占領して寝まくっていたようです。その様子に他のメンバーが俺たちはこんなに必死にやってるのにぃ...と書くかれまくったようです。だけど...白クマってぇ...あはは...



しかも、私...藤田猟師に打たれてる...



翌日、今度は月輪グマがスタジオに...と書かれる...



他にも私の漫画は続く....なんでぇ...



やっぱ、私はクマなのね...川を流される藤田君がシュールです。



はい、今日は、ここまで....
この時代がかったクロマティー乱入のイラストが上手くて驚き...誰が書いたんじゃ?貢曰く、俺じゃない...誰?まぁ、もちろんクロマティーに乱入パンチされているのは勉ちゃんです。ははは。

古き良き思い出....思い出....思い出なので....皆さん、決して真っ当にコメントしないでぇ.....ねっ。

イラスト天国は明日にも続く....休日に笑いを...お届けします。あぁ、この間にPtoPマガジンを制作しないと!