最近、子どもの貧困、が言われなくなり・・・

 

 都合の良い情報の開示は都合の良い情報のみを残すことにつながる

 

 と思ったりすることがある。

 

 そして、情報を平気で破棄することは、様々な機関で問題になっているが、一部で悪質な妨害ともいえる電子化の対策(改ざん対策を含む)が取られないため、十分に機能を果たせない。

 

 ということもあるようだ。

 

 破棄と改ざん、正確な記録をとらない、のどれが悪質なのか、どれも悪質なのか・・・かなり悪質なんだけど。人間がやることなので難しいわけではある。

 

 桜を見る会の記録がない。ということは、日本の今の価値観を証明する的な話を書いたが・・・あまりにそういうことが多すぎて、どこもかしこも桜をめでるようなもので構わないという方向性に時代がなっているのではないだろうか。

 

 美しい。ただそれだけを見たい。(背後のリアルな努力とか、どうでもいい → シュレッダー)

 

 そういう風な時代の流れを感じつつ、

 

 政府の責任を追及する側も、結局、美しい、だけを求めているため、やはり自民党は強い。で終わるのではないかな。と思うのである。

 

 例えば、脳の記憶も、医療の検査結果も・・・子どもの血液検査も、ケガも病気も衣服も、数多くの情報が、公開では勝者に「すべて」美しい(と法的記録的にしたい)・・・それでいい。と。

 

 そして、その時代を作ったのは、ほかでもない私を含めた私たちではないだろうか。無論、技術を持ったもの、なのであるが。そして、それは・・・我が国の、ゲームのような、きれいにはかなく散る美しすぎる人間臭さ無き仮想社会の到来を意味するのではないか、と思われるのである。

元農水次官、起訴内容認める 長男殺害「間違いない」 東京地裁
12/11(水) 10:17配信(時事)

『自宅で長男=当時(44)=を殺害したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官の熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判の初公判が11日、東京地裁(中山大行裁判長)であった。

 熊沢被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 捜査関係者によると、熊沢被告は5月下旬に長男と同居を開始。長男は仕事をせず、同被告と被告の妻に暴力を振るうようになり、事件直前には近所の小学校の運動会にいら立って「うるせえな、ぶっ殺すぞ」などと話していたという。

 逮捕された同被告は、引きこもり生活をしていた男=当時(51)=が同月、川崎市で児童を襲撃して自殺した事件を念頭に「(長男が)自分や周囲に危害を加えるかもしれないと思った」という趣旨の供述をしていた。

 起訴状によると、熊沢被告は6月1日午後3時15分ごろ、東京都練馬区の自宅1階和室で、長男英一郎さんの首や胸を多数回包丁で刺して殺害したとされる。』

 

 よく考えると、家族間の殺害などは、死んだ家族の弁護は誰がやるのだろうか、と思うことがある。

 

 また、

 

 なぜ、同居のままだったのか?

 暴力をふるわれた際、警察や医療機関などには相談したのか?その相談は適切だったか?支援は適切だったか?

 殺した家族に問題はなかったか?

 

 という問題もあるだろう。

 

 めった刺しとも読める殺害方法は、過剰防衛的なものかは不明だが犯罪抑止を超えていると思われる。

 家族の同居問題や支援問題、周囲の環境も含め、きちんと精査すべき問題はあるのではないだろうか?

 

 ちいさな子どもであれば、引き離して育てるための児童相談所がある。

 しかし、大人の場合は、そういう施設等はなく、すべてを一か所に押し込んで責任を取らせてしまおう、というような傾向もみられるという。生活保護の事案でも、親を見るのが当たり前、と、一部で、例えば、アルコール中毒の親の子どもの就職が決まっているのに、子どもにそういう方向に話を勧め、就職を妨げるような状況もあるようだ。いくら子供でも、生活基盤を固めてこそ親が見れるべきであり、親に引きずられるのは本末転倒だと考える。

 

 記事からはわからない家族模様を含め、裁判でなるべく明らかにしてほしいところではあるのだが・・・家族間の殺害の場合や殺された側に家族等がいない場合は・・・

記事を読んで思ったこと。

 

国民年金と厚生年金の積立金の統合であるが、運用で分けても意味がないと判断したからではないか、と思われる。

 

ただ、年金の2階建てで、国民年金は「みんな」、厚生年金は「おもにサラリーマンで強制」、国民年金基金は「おもに自営業者等が任意で」というなかで、積立金を統合させることの意味が漠然とわからないわけだが、どちらがどれだけ利用しているのかわからないということを狙ったものであるならば・・・

 

自営業者なども2階建てで年金を積み増ししてから制度運用するべき

年金の未手続者への対策の強化(未納者ではない点に注意=貧困者は貧困であり減免が妥当、という制度の確立を含む)

確定申告等の提出の義務化(収入を正しく確定すること)による正しい年金の徴収

生活保護も国が支払うように厚生労働省で改正しては?→ハローワークで手続きしては?→国連ハビダット計画ならぬ雇用ある地域への移住による雇用の安定化の促進を含む

専業主婦をどうしよう・・・

あべりょう

 

という話に落ち着かないのかな、と思っている。

 

なお、自営業者の、年金を積み増す意義は、地方財源である、生活保護財源の軽減化、にも言えるからである。自営業者は事故にあいやすい場合も多い。逆に多くの収入を得ている場合もあるが、国民年金基金を任意で検討いただいているケースはどれくらいなのだろうか。

 

積立金の統合なんて・・・変なところに労力を使っている気がしてならないのだが・・・