F-150のフロントデフオイルを交換するぞ
アクスルシールを交換してデフオイル漏れは修理完了。
ついでにデフオイルも交換してしまいましょうか。
フロントデフにはオイルを抜くためのドレンコックがありません。
なんとも不親切設計w
そこで、注入口からブレーキフルードブリーダーで吸い出してやりますよ。
シリコンチューブだと柔らかくてデフの奥まで突っ込みづらいので、硬いビニールチューブを先端に継ぎ足しました。
注入口のプラグは3/4のラチェットの□がちょうど合います。
チューブをデフの底の方まで突っ込んでブリーダー始動〜
これがね。
デフオイルは硬いオイルなので、まあ〜なかなか抜けないこと。
全然吸えねえ。
エアコンプレッサー回りっぱなしで近所迷惑ですw
エアコンプレッサーが壊れちゃうので休み休みしながら数十分。
ようやく粗方抜き取った。
抜いたデフオイルがこれ。
ほぼ豆乳。
F-150のフロントデフは密閉されていないので、結露などで水分が混じるからこれで普通らしいです。
新しいオイルを注入します。
指定粘度は80W−90。
今回使うのはボルバリンの鉱物油です。安いです。
4WDに切り替える機会はほとんど無いからフロントデフに負荷を掛けることも少ないので、高性能オイルは必要無いっしょ。
直接注入できるこのボトル形状なのもミソ。
と思ったら。
注入口の周囲が狭すぎてボトルを傾けるスペースが全然無ぇ〜。
オイルサクションガンも持っているけど、デフオイルは硬すぎてガンじゃ押し込めないんですよ。
と言う事で、使えそうなものを探してその辺を漁って出てきたのがこれ。
PPの柔らかい容器にオイル缶の注ぎ口を装着。
コイツをデフに突っ込んで容器を潰すように絞ってオイルを流し込むっつー寸法です。
これなら容器を傾けられなくても強引に注入できます。
カッコ悪いけどこれでなんとかなったよ。
指定量は1.7Lですが、要はオイルが溢れてきたら適量です。
交換後も体感では変化無しですな。
苦労の割に報われないw
でも、あの豆乳状態を見ると2年くらいごとに交換したいですね。
費用もオイル代の2000円くらいだし。