『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』
自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの
聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。
最初に、心理学の「ヤマアラシのジレンマ」について簡単に説明しますね。
この概念は、人間関係における距離の取り方に関するメタファー(行動や夢のイメージの置き換え)であり、ヤマアラシのように他者との距離を保ちつつも、孤立感を抱いたり、他人との親密さを求めたりする矛盾した心理状態を指しています。
自己内観カウンセラー
「今日は『ヤマアラシのジレンマ』について一緒に考えていきましょう。
クライアント
「はい、よろしくお願いします。」
自己内観カウンセラー
「まずは、あなたはどういうときに『ヤマアラシのジレンマ』を感じることがありますか?」
クライアント
「私は他人との距離を保ちつつも、心の中で寂しさや孤独を感じることがあります。」
自己内観カウンセラー
「それはよくあることですね。
ヤマアラシのように、他人との距離を取りながらも、同時に他者とのつながりを求める心理は我々人間にとって自然なことなのです。」
さて、日常生活でのエピソードを通じて、このジレンマを具体的に感じたことはありますか?」
クライアント
「ある日、友人から急に遊びに誘われた時に、内心は行きたいと思っていたのに、他人との時間を過ごすことに対する緊張から断ってしまったことがあります。」
自己内観カウンセラー
「それは、他人との交流を楽しむ一方で、自分の心の中で起こる緊張や不安が『ヤマアラシのジレンマ』の典型例ですね。
他者との親密さと距離のバランスは繊細なものです。」
「ヤマアラシのジレンマ」についての心理テストです。
友人から誕生日プレゼントをもらった時、どのような感情を抱きますか?
A. 喜んだり感謝の気持ちを持つ
B. 照れくさく感じたり、自分にそんなものを貰っていいのかと疑問に思う
C. 遠慮してもらった気がして、受け取りにくい
D. 独りよがりな贈り物だと感じる
解説
Aを選んだ人は他者との関係を楽しむタイプで、
Bを選んだ人は他者との繋がりに対して緊張や不安を感じるかもしれません。Cを選んだ人は受け取ることに対して苦手意識があるかもしれません。
Dを選んだ人は他者の親しみを受け取ることが難しいかもしれません。
まとめ
人間関係において他者と自分とのバランスを取ることは繊細なプロセスであり、時には内なる矛盾を感じることもあるかもしれません。
しかし、そのジレンマを理解し受け入れることで、より豊かな人間関係を築くことができるでしょう。
是非、自分自身と向き合いながら、他者との関係性を見つめ直してみてください。
今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに生きられるヒントになれば
嬉しいです☺️
今日もあなたを応援してます📣