『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』

自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの

聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。

 

 

 

今回のテーマは仏教用語である『阿頼耶識』(あらやしき)についてです。

『阿頼耶識』は、仏教の思想において非常に重要な概念であり、私たちの意識の根源に関わるものです。

 

自己内観カウンセラー

 

「『阿頼耶識』とは、仏教の概念の一つで、私たちの無意識の部分に位置するものです。

 

この『阿頼耶識』は、私たちが生まれ持つ本質的な意識であり、過去から現在、そして未来へと続くあらゆる経験を記憶し、形成しています。

つまり、私たちの行動や感情、思考の根源にあたる部分なのです。」

 

クライアント

「なるほど、『阿頼耶識』は私たちの深い意識の部分にあるものなんですね。

それって、具体的にどんな影響を私たちに与えているんでしょうか?」

 

自己内観カウンセラー

「『阿頼耶識』は、私たちの過去の経験や学びを通じて形成されたパターンや信念を保持しています。

そのため、私たちの行動や思考の癖、反応などに大きな影響を与えています。例えば、過去にトラウマを経験した場合、そのトラウマが『阿頼耶識』に記憶されていることで、今でもその影響を受けている可能性があります。」

 

クライアント

「なるほど、『阿頼耶識』は私たちの行動や思考に影響を与えるんですね。

それって、どうやって変えたり解放したりすることができるんでしょうか?」

 

自己内観カウンセラー

「『阿頼耶識』を変えたり解放するためには、まずは自己認識を深めることが大切です。

自分自身を客観的に見つめ直し、過去の経験や思考のパターンを意識していくことで、『阿頼耶識』に根付いた誤った信念や否定的な感情に気づくことができます。

そして、その認識を通じて、自己を受容し、成長や変容を遂げることが可能になります。」

 

クライアント

「なるほど、自己認識を深めることで『阿頼耶識』に根付いた誤った信念や否定的な感情に気づけるんですね。

それって、日常生活の中でどう活かしたらいいんでしょうか?」

 

自己内観カウンセラー

「日常生活の中で『阿頼耶識』に意識を向けることで、自己との対話を深めることができます。

例えば、自分が感じた感情や思考を冷静に観察し、その背後にある

『阿頼耶識』にアクセスしてみることで、その感情や思考の根源を辿ることができます。

そして、その思考や感情がどのような信念やパターンに基づいているのかを

理解し、自己の成長や変容に繋げていくことができるのです。」

 

クライアント

「なるほど、日常生活の中で自分自身との対話を深めていくことで、『阿頼耶識』にアクセスしていくことが大切なんですね。

そのような意識を持って生活することで、自己の成長や変容に繋げていけるということがわかりました。」

 

まとめ

『阿頼耶識』という概念は、私たちの深層意識に位置するものであり、過去から現在、未来へと続く経験や学びを記憶し形成しています。

自己認識を深め、日常生活の中で自己との対話を意識することで、『阿頼耶識』にアクセスし、自己の成長や変容に繋げていくことが可能です。

是非、『阿頼耶識』との関係を意識して、より意識的な生活を送ってみてください。

 

阿頼耶識についての心理テストです。

 

1. 阿頼耶識についての以下の記述の中で、正しいものはどれか?

A. 阿頼耶識は意識の一部でない。

B. 阿頼耶識は過去から未来への経験を記憶し形成している。

C. 阿頼耶識は意識の表面に位置するものである。

D. 阿頼耶識は現在の瞬間のみに関係するものである。

 

正解

B

解説

阿頼耶識は過去から未来の経験を記憶し形成しており、意識の深層に位置するものです。

 

2. 阿頼耶識を変えたり解放するためには、次のうちどれが重要な要素となるか?

A. 他者との関係性の改善

B. 自己認識を深めること

C. 物質的な豊かさの追求

D. 外部の環境の整え

 

正解

B

解説

阿頼耶識を変えたり解放するためには、自己認識を深めることが重要な要素となります。

 

3. 阿頼耶識にアクセスするために、日常生活の中で意識することが大切な理由は次のうちどれか?

A. 他者の評価を気にすること

B. 自己との対話を深めるため

C. ストレスを減らすため

D. 物事を単純に捉えるため

 

正解

B

解説

阿頼耶識にアクセスするためには、自己との対話を深めることが重要です。

他者の評価を気にすることや物事を単純に捉えることではなく、自己認識を深めることが大切です。

 

4. 阿頼耶識に根付いた誤った信念や否定的な感情に気づくために役立つ行動は次のうちどれか?

A. 感情を抑えること

B. 自己を否定すること

C. 自己観察を行うこと

D. 過去の経験を無視すること

 

正解

C

解説

阿頼耶識に根付いた誤った信念や否定的な感情に気づくためには、自己観察を行うことが役立ちます。

感情を抑えたり自己を否定することではなく、自己を客観的に見つめ直すことが重要です。

 

 

今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに生きられるヒントになれば

嬉しいです☺️

 

今日もあなたを応援してます📣