とりあえずおすすめ自己啓発本の紹介が15冊終わって、今日はスピリチュアルや引き寄せについてちょっと批判的なことを書こうかなと思っていた。(全否定ではなないです。)
その流れで手元にある「願いごと手帖」のつくり方を読み直すと、あれこれあ引き寄せとかスピリチュアルとかは関係ないまともな自己啓発本だということに気がついた。
願いごと手帳は願いが叶う魔法の手帳の理屈
お気に入りの手帳に書いた願い事がどんどん叶っていく魔法の手帖。
うん、それ信じるって頭どうかしているの?って話なんですけど、著者のももせいづみさんの説明を読んでいってああなるほどと納得しました。
なぜ願いごと手帖に書くと願いが叶うのかについて次の3点で説明しています。
- 本当にしたかったことがよく見えるようになる
- 今日そこにある幸せに気づく力がつく
- チャンスを逃さず、運を集めるくせがつく
願いごと手帖に書く願いごとは身近なものから、大きなものまでこうなったらいいな、こうだったら幸せだなということをどんどん書いていく。
書いていくことで叶わない願い事もある。でも、叶う願い事もある。
僕達はネガティブな方により注意を向ける傾向があるので、日常の叶ったことについてはどんどん忘れていくし、何がしたいのかもつい忘れてしまうことがある。
それを避けるために願い事を書いて、願い事が叶ったらマルをつけていく。
小さなことかもしれないが色んな願い事が叶っていくのが分れば、当然気分も良いし、幸せに敏感になる。(僕らは案外幸せに鈍感です。)
幸せだと思って生きていれば当然エネルギッシュな毎日を送ることができるし、色んなことに挑戦することも可能になる。
そう考えると願いごと手帖に書くと願い事が叶うのは本当なのだ。
右肩上がりじゃなくても幸せになれる
巷のスケジュール帳術などで繰り返し取り上げられるのは、数年後の自分のビジョンを持って、目標を立てるという方法。
何事も右肩上がりで進歩しよう、努力をして一歩上を目指そう、そんな視点の「ワンランク上の自分を目指す」という自己管理のススメが今の世の中にはとても多いし、私たちも学校教育の中で、少なからずそんな思考回路を埋め込まれている。
でも、目標なんてひとつ達成したら、また別の目標を立てたくなるものなのだ。そんあ風にどこまで行っても今の自分に満足しないで頑張る風潮は、どうにもせちがらいもんだ、と私は思う。
実は僕が自己啓発本読んで、これから実践していく中で重要というかメインの考えとしてあるのが、右肩上がりを意識しないということです。
1日1歩ずつ積み上げて右肩上がりを目指すのは確かに合理的。でも、本当にできるかというと、なかなか難しい。
1日1歩ということは1日休めば次の日は2歩、2日休めば3歩進まなきゃいけないという息苦しさがある。
そんな右肩上がり思考を持たなくても幸せになれるのではないかと思っていて、ももせいづみさんも同様の考えを持っていたので非常に感銘を受けました。
これは実践してみようと思います。
ちなみにこの秋にこの願いごと手帖の改訂版が10周年ぶりに出るそうなので、新しく買う人はそちらを購入するのが良いと思います。