1月7日まで、札幌の積雪深は17センチ程度だったとか。
8日の朝方にかけてまとまった降雪があり、7日も軽く除雪をましたが、
8日は、少ししっかり頑張りました。積雪深は40センチ近くになっていました。
でも今度は降雪だけでなく、風も強く、札幌市内でもホワイトアウト状態になりました。
いったん、落ちついたかなと思った矢先、15日は午前中はいい天気でしたが、
午後から荒れ始め、風も急に強くなってきた札幌。
空を見ながら、15日の夜中は、それほど雪は降っていませんでしたが、
16日、朝起きると窓から見える様子がどうもおかしいのです。
除雪の準備をしてドアを開けるととんでもない量の吹きだまりでした。
夜中に除雪車が走ってくれたのはわかりましたが、こんもりと雪の山が道路にありました。
玄関の雪をよけてから、除雪機を出す準備のため道路まで道をつけること、
水分を含んだとんでもない重い雪。
除雪機のエンジンをかけて暖気をして、いざ除雪開始といっても、
まったくはかどらず、とにかく、自分の土地に雪を飛ばすことだけで精一杯。
カーポートがあるので助かりましたが、そこだけで除雪をしないと次回の大雪のときに対応できません。まさに3年前を思い出すようなドカ雪でした。
こんなに続けてドカ雪が襲ったのは、小さいときから考えてもなかったように思います。
数年に一度は、びっくりする雪の降り方はありましたが、こうも続けてとは……。
留萌、小樽など、本当にうんざりだと思います。
道路は、近所の歯医者に向かうにも数キロですが、途中で寄りたいところもあって車を出しましたが、
行くまでに30分。いつもなら10分もかかりません。
治療を終えて用事を済ませるにも、中小路は車一台分の狭さでした。
小中学校が始まる前には、通勤通学路、主要幹線道路の除排雪作業が一気に始まります。
警報級の雪だったといえ、3年前に苦い経験をしている札幌市ですが、
例年の段取りができてないような感じです。
長期予報は、暖冬少雪。
一ヶ月予報も、しきりに日本海側は雪が少ないと言っています。
予報ですから信じてはいませんが、いくらなんでも現状をまったく見てないですね。
認めたらいいのにって。
シーズンとおして、きっと雪解けは急速に進むと感じます。
2月も雪は降るでしょうが、それ以上に融けるにも早いように感じます。
これをもって暖冬少雪、っていうのでしょうか。
最後に、阪神大震災のちょうど一年前に、私は京都から札幌へ戻ってきました。
知人も多く被災しました。
30年前の今日は忘れません。
能登半島地震。
石川県や福井県に縁のある私は、今年の夏は、福井県にある調べ物をしたくて、行こうと考えていました。でもこの状況を見て、とても判断はできません。
胆振の大地震で、ブラックアウトを経験し、不自由な時間を過ごしましたが、
幸い、インフラの復旧は早かったです。
被災地は寒くて物資も少ない。避難生活をしなくてすんだ私たち家族。
それを思うと、いかに他人と長い時間、過ごさざるを得ないのかと思うと、
精神的に辛い、どころか心の内も話せないだろうと苦しく感じます。