三笠屋漆工芸〜両者の違い | うにが大好き‼︎じぃ♪ブロ 〜 快適超田舎ライフ~禍福は糾える縄の如しvol'51

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よい品よいつくり、歩く毎日の中で、ものごとをちょっこし斜め観るスパイシーな徒然日記
(^ヮ^)人生を楽しむことに一生懸命ですなぁ♪
剣道家の皆様は良識ある方ばかりと存じております
叩きや粘着は剣道の品位やイメージを損ないますので自重願います

三笠屋漆工芸です。

mikasayaurushi@yahoo.co.jp


高城塗永眞號と佐々木一貫塗

両者共に青貝塗が得意と思われます。

両者の違いは

一貫塗

大きく割った大散貝

貝の外膜に色漆の仕掛け

アルミ粉や錫粉の蒔き

貝を極限まで研ぎ減らす

塗膜が薄い

高城塗

角切り貝や小散貝

蒔絵の技法を用いた塗、雲形や幾何学紋様

貝に仕掛けをせず貝そのもので表現する

貝は研ぎ込まない

塗膜が厚い


高城塗の角切り貝は垢抜けてます。

一貫塗の仕掛けをした大散青貝塗は華があります。

どちらも研ぎの技量も塗の技量も胴台塗師のレベルではないです。

両者の青貝塗、入手する機会があれば迷わずにどうぞ、三笠屋で修復させて頂きます。