交通事故、すぐに症状がでますか?

交通事故直後から痛みがでるものではなく、時間の経過とともに徐々に痛みが増していきます。

それが、むち打ちの症状です。

 

「なんか首がつらいな。」

「詰まってるような感覚がある。」

 

むち打ちの自覚症状が表れてくるのは、事故にあわれてから2~3日後と言われています。中には2~3週間後に体の異常に気づかれるかたもいます。

事故日から数週間も経過していると心配ごとは1つです。

それは、この症状が交通事故が原因で引き起こされているものかどうか?ということです。

 

 

事故日から時間差で症状が発生した場合

事故発生日から、1ヵ月を過ぎても治療及び施術のアクションを起こさない場合、事故による体の損傷が無し。と判断されてしまいます。これは過去の裁判事例ででています。

 

上記より、1ヶ月以内に感じる体の不調であれば賠償治療が可能です。

 

賠償治療の条件は以下になります。

  1. 事故日から1か月以内に感じる体の不調は医師や整骨院の先生にお伝えし、治療及び施術を受ける。
  2. 病院で診断書を書いてもらってください。

 

  そもそもむち打ちの症状とは?

  • 頚椎捻挫型(けいついねんざがた)

むち打ちの症状ですが、全体の8割は、頸椎(首)捻挫と診断されています。

 頸椎(首)まわりの筋肉やじん帯、関節などが負傷し、頸椎(首)の後屈や肩の痛みなど動きの制限がある症状。症状が重い場合は、首周りを固定する必要もあります。回復まで、3ヶ月間の時間がかかるのが一般的です。

 

  • 頚椎神経根型(けいついしけいこんがた)

頸椎の椎間板(ついかんばん)が膨らんで高くなると、骨棘という骨の棘のようなものが神経根を圧迫して症状をが発症します。神経根が圧迫されると腕の痛みや痺れ、肩、首周りの痛みやこりがでて動きの制限がかかってきます。

強い痛みや日常生活に支障をきたす場合は、手術治療も必要になってきます。 頸椎捻挫と同様にめまいや頭痛、自律神経失調症とみられる症状が多いです。

  むち打ちの症状の改善方法

 

上記のような、むち打ちの症状の改善方法は、以下を選択肢に加えることを検討してみてください。

 

  • 接骨院、整骨院

柔道整復師という国家資格取得者が施術(療術)をします。機械に頼らず、手技療法で施術を行ってくれます!

院によっては、理学療法や運動療法などを行ってくれるところもあります。最近では、医療機器や超音波の機械を設置している院も増えております。

 

  • 整形外科、病院

医師免許を持っているドクターが診断、治療・投薬、手術を行う医療機関になります。

整形外科では、レントゲンで骨折の有無の検査が受けれます。また、MRIで神経損傷の有無が確認できます。診断書の発行、手術や薬の処方も対応可能です。

体の症状、駐車場の有無、職場や家のそば、託児所がある等、自分のライフスタイルにあっていて通いやすい院を選ぶことで早期に回復に向かっていくと思います。

 

数ある治療院の中から、自分にあった院を探して通院するのは手間もかかります。

交通事故でお困りの方は、この道10年のプロにご相談ください。