地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上道
※ 撮影:四国霊場第38番札所「金剛福寺」
今回は、六観音の一尊「千手観音」(餓鬼道)です。
御真言:オンアロリキャソワカ
(真言宗常用諸経要集より)
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■ 六観音(ろくかんのん)とは
六観音は、観音菩薩が衆生救済のために変身する6つの姿のことです。
六道輪廻(ろくどうりんね)の「六道」(ろくどう)に迷う衆生をそれぞれの観音様(如意輪観音、准胝観音または不空羂索観音、十一面観音、馬頭観音、千手観音、聖観音)がお救いくださいます。
六道の「地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天上道」それぞれの世界には、「苦しみ」が存在するとされています。
■ 六観音(ろくかんのん)
地獄・餓鬼などの六道世界に輪廻する衆生を救うために6体集成された観音。
中国で天台大師智顗の提唱した大慈・大悲以下の六観音が最初だが、わが国では雨僧正仁海(にんがい)が用いたとされる聖(しょう)観音(地獄道)、千手観音(餓鬼道)、馬頭観音(畜生道)、十一面観音(阿修羅道)、准胝(じゅんでい)観音(人道)、如意輪観音(天道)の6尊が主に造顕された。天台宗では「准胝観音」のかわりに不空羂索観音を立てる。
「六観音」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.1067
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(お知らせ)
次は、「馬頭観音真言」(畜生道)の動画を投稿予定です。
六観音真言は、「過去世・前世」の記憶が蘇ると聞いたことがあります。
動画で何かを感じた方は、もしかしたら、自分の前世や来世、また現世の「本来の姿(生き方)」が分かるようになるのかもしれません。
いずれにせよ、気になられ方はチャンネル登録よろしくお願いいたします。
相互供養 相互礼拝 自利利他
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌
高野山大師教会光寿支部・支部長 天宮光啓
高野山大師教会光寿支部事務局
※ 私の場合、ある真言に導かれてチベットをはじめ、
人生の不思議な旅がはじまりました。
真言は不思議なり