祈る力・生きる力・生かす力
皆さん、こんばんは。
三が日も過ぎて、今日から仕事初めだったという方もおられるようですね。
ところで、新年を迎えたばかりなのに、
連日の報道などで体調を崩される方々が少なくありません。
「共感疲労」という言葉を耳にします。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、これは大災害や大事故、戦争などのネガティブなニュースをテレビやネットで視聴しているうちに、
自分の身の上に起こったことのように不安になったり、悩んだり、苦しんだりすることをいうそうです。
私もこの度の「令和6年能登半島地震」の記事をネットなどで何度も目にしているうちに、阪神淡路大震災(平成7年・1995年AM5時46分)の時のことをまるで昨日のことのように思い出し…、
突然胸が苦しくなり、とても落ち着かない気持ちになりました。
そこで、今月の「生き方塾」(天宮光啓オンライン瞑想会)では、こうした「共感疲労」をやわらげる呼吸法や瞑想法、「祈りの瞑想」というテーマでおこないたいと思います。
昔、チベット巡礼でたくさんの人々と出会いました。
そして、ある大切なことに気づかされました。
それは、私たち一人ひとりの内にある「偉大な力」(祈る力)を。
自他共の幸せを願う、大きくて、広くて、豊かな心。
みんなの中にある。
生かせいのち
高野山大師教会光寿支部・支部長 天宮光啓
高野山大師教会光寿支部 事務局