八大龍王の霊験、加持力
本日のお告げ
本日の不動明王のお告げ
「難陀・跋難陀・娑伽羅・和修吉・徳叉迦・阿那婆達多・摩那斯・優鉢羅」
(20230918AM11:05) (八大龍王)
----------------------------------------------------------
本日は、護摩を厳修している時に上記の「不動明王のお告げ」、メッセージを授かりました。
これは、仏教における天龍八部衆に所属する竜族の八王、八大龍王(はちだいりゅうおう)のことです。
経典には、霊鷲山で八大龍王も幾千万億の眷属の竜達とともに釈迦の教えに耳を傾け、仏法を守護する力強い存在として登場します。
今日の護摩の時に、八大龍王の霊験、加持力と思われる波動を何度も感じました。
八大龍王
● 難陀(なんだ、ナンダ):歓喜を意味します。難陀と跋難陀は兄弟竜王で、娑伽羅(サーガラ:大海)竜王と戦ったことがあります。北方の大海を守護します。
● 跋難陀(ばつなんだ、ウパナンダ):亜歓喜を意味します。難陀の弟で、難陀竜王と共にマガダ国を保護しました。南方の大海を守護します。
● 娑伽羅(しゃがら、サーガラ):大海を意味します。龍宮の王であり、大海龍王です。東方の大海を守護します。
● 和修吉(わしゅきつ、ヴァースキ):宝を意味します。九頭龍王や九頭龍大神などとも呼ばれます。西方の大海を守護します。
● 徳叉迦(とくしゃか、タクシャカ):多舌、視毒を意味します。この龍が怒って凝視された時、その人は息絶えると言われています。中央の大海を守護します。
● 阿那婆達多(あなばだった、アナヴァタプタ):清涼、無熱悩を意味します。阿耨達(あのくだつ)龍王とも言います。地上の水を守護します。
● 摩那斯(まなし、マナスヴィン):大身、大力を意味します。阿修羅が海水をもって喜見城を侵したとき、身を踊らせて海水を押し戻したという。雨を司ります。
● 優鉢羅(うはつら、ウッパラカ):青蓮華 (Utpala)、黛色蓮華池を意味します。青蓮華龍王です。雲を司ります。
※ 本日の護摩では、八大龍王の霊験と思われる波動を何度も感じましたので、今週末の護摩大祭でさらに何かが起こる予感です。
如輪観音真言・阿弥陀如来真言
今日は、当光寿支部会員さんの御仏像(如意輪観音)の開眼も執り行いました。
「オン バラダ ハンドメイ ウン」(心中心呪)
「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」(阿弥陀如来真言)
阿弥陀如来真言も一緒に聞こえてきました。
阿弥陀如来は、西方極楽浄土の教主です。
無量の寿命(永遠の生命)を与えてくれる法力を持つ仏です。
臨終の時に、菩薩や天(神々)を従えて迎え(来迎)にきてくださいます。
阿弥陀如来の浄土には、観世音菩薩や勢至菩薩などの二十五菩薩ほかたくさんの仏がおられます。
そして、「九品」(くぼん)といって9つの世界に分かれています。
故人の生前の信仰の深さ(品)と善行の数(徳)によって、それぞれに応じた世界へ導かれるとされています。
※ 善因善果・悪因悪果、因果応報に応じて…
今日の御仏像を開眼した方々とは、四国霊場第十一番札所「藤井寺」さんから、次の第十二番札所「焼山寺」さんへ向かう山道の脇の大きな岩に「阿弥陀如来」と彫られていたあの場所を一緒に訪れました。
やはり、目に見えない何か不思議な仏縁や因果応報の理(ことわり)で全てがつながっている。
そのことをあらためて強く確信しました。
※ 四国霊場第十一番札所「藤井寺」さんから、次の第十二番札所「焼山寺」さんへ向かう山道の大きな岩に「阿弥陀如来」と彫られています。
【参考】『BLOG KOKEI AMAMIYA』(外部リンク)
【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)