怒りと憎しみの解放、不動明王の瞑想:不動明王のお告げを授かる… | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

IKIKATAJUKU(天宮光啓瞑想法)や、護摩祈祷、真言動画、高野山大師教会光寿支部の活動などを投稿しています。

高野山大師教会光寿支部では、支部会員さんも募集中です。

相互礼拝、相互供養、自利利他

生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

 

 心の平和と調和を育む方法

 

 

 

 

皆さん、おはようございます。



今朝の法話は、「不動明王の瞑想」についてです。



不動明王は、仏法を守護する護法尊として知られています。



忿怒の相として描かれることが多いですが、それは悪魔(魔羅)や三毒(貪瞋痴)を調伏し退散させ、仏教を信じる人々を悪から守り、正しい道へ導こうとする強い意志の表れです。



また私たちの心の迷いや悪心を断ち切り、身と口と意(心)の浄化を目指すための象徴とされています。



よって、不動明王の瞑想(観行)は、不動明王を心に思い浮かべ自己の内なる怒りや憎しみに向き合い、平和と慈悲の心を育むための方法といえます。



古くから僧侶をはじめ、仏道修行者たちによって行われてきました。


まず、静かな場所を選び、姿勢を整え、心を落ち着かせ、深呼吸を繰り返します。


そして、自分の体と心に意識を向け、”今”というこの瞬間に集中し、不動明王の存在をイメージ(まるですぐそばにいるようにありありと感じる)し、不動明王の力強い光のエネルギーと慈悲深い心を自己の五感を通して感じます。


次に、自分に対する怒りや憎しみを思い出します。これは過去の出来事や他者との関係によって生じるかもしれません。それらの感情を受け入れ、否定せずにただ観察します。


不動明王の力強さと慈悲深さによって、その怒りや憎しみを包み込むように観想するのが大切です。


自分を許し、解放することで、怒りのエネルギーは転化し、だんだんとポジティブな感情に変わりはじめます。


最後に、自分だけでなく、同じように苦しむ他の人々も、不動明王によって導かれることを願います。


怒りや憎しみによって迷い苦しんでいた心とは何でしょうか。


毎日この瞑想を繰り返します。


できれば、毎朝の習慣にされてはいかがでしょうか。


ある日突然、「不動明王の最強真言」が心に浮かびはじめ、「不動明王のお告げ」を授かるかもしれません。

 

 

 

 

 

人生とは生と死を繰り返す

前世から続く物語である

 

【参考】『BLOG KOKEI AMAMIYA』公式サイト(外部リンク)

 

 

合掌 天宮光啓

 

----------------------------------------

 

 

『空海散歩』(爾後:じご)ー 新しい物語がはじまる ー

 

 

 

 

おかげさまでたくさんの反響をいただいた『空海散歩』、その続きをぜひ読んでみたい、そうしたありがたい声がたくさんいただきます。

 

 

そこで、今後『空海散歩』(爾後:じご-新しい物語がはじまる)と題して、「天宮光啓法話集」をつづっていきたいと思います。

 

 

皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

 

 

-----------------------------

 

(お知らせ)

 

 

今週末、天宮光啓「生き方塾」(オンライン瞑想会)です。

 

 

 

瞑想で自分を変える

 

【参考】『生き方塾』(オンライン瞑想会)公式サイト(外部リンク)