仏様からのメッセージが…

護摩壇には、門柱（もんちゅう）と四橛（しけつ）と呼ばれる長短6本の柱が打ち込まれています。

そこに金剛線（壇線）を引き巡らせ、

外道や悪魔、障りなどが一切近づかないように「結界」を張ります。

壇線には、胎蔵と金剛、そして、不二の三種があり、その引き様によって胎・金・不二の別を表わします。

つまり、仏様の慈悲（胎蔵界）、智慧（金剛界）、

そして、それらが「不二」であることを意味します。

※　不二（ふに）とは：仏語。二つのものが相対的に存在するように見えるが、実際は一つという意味です。

菩薩様や如来様とは違って、非常に厳めしく感じるお不動様。

みなさんはどのようにお感じになられますか。

護摩壇の形や壇線一つひとつには、仏様からのメッセージが込められています。

お盆が過ぎて少し落ち着いた頃に、お近くのお寺さんへ足を運び、

いろいろと教えてもらう事で何か新しい発見が。

仏縁が深くなり、

毎日の生活に少しずつ仏様の"光"を感じることが^_^

それでは、日々是修行、日々是好日

相互供養　相互礼拝　自利利他

生かせいのち

南無大師遍照金剛

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天宮光啓　九拝