おはようございます。
明日の仏道修行会の後の「やさしい仏教講座」は、
当光寿支部の3月の「発心儀礼」にあわせた内容です。
今回は、「得度」や「受戒」を中心に。
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■ やさしい仏教講座(得度)
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『大日経』の発見 真理を求め唐への留学を決意
若き日より仏道修行に打ち込んできたお大師様でしたが、
『三教指帰』(さんごうしいき)から約6年間は空白の期間とされています。
※ 『三教指帰』(さんごうしいき)とは…
仏教の優位性を儒教や道教と比較しながら説いた若き空海(24歳)の著作。
人生の岐路に立ち、自らの進む道を表明(宣言)した書ともいえるものです。
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(空白の6年間)
大和国の久米寺において、唐より伝来した密教の経典『大日経』を発見。
密教の本番、唐への命懸けの旅を決意。
(得度)
そして、遣唐使の一員になるため延暦二十三年(804)東大寺戒壇院にて戒を受けて出家。
※ お大師様の出家に関しては、二十歳説やまたは二十五歳説などがあります。
三十一歳説は、『続日本後紀』や「太政官符」などの記載にもとづくものです。
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相互供養 相互礼拝 自利利他
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌 天宮光啓「生き方塾」事務局 / 高野山大師教会光寿支部 事務局
※ 希望の未来、輝く来世のために今を精一杯に共に生きる。
生かせいのち 南無大師遍照金剛 合掌