昨日も、また同じ夢をみました。
前回の四国遍路へ行く前に連続して見た、あの夢です。
最近、また四苦八苦という言葉をよく耳にするようになりました。
四苦は「生・老・病・死」のことです。そして、八苦とはこの四苦に「愛別離苦」(あいべつりく)・「怨憎会苦」(おんぞうえく)・「求不得苦」(ぐふとっく/ぐふとくく)・「五蘊盛苦」(ごうんじょうく)を合わせたものをいいます。
愛別離苦(あいべつりく)とは、親や兄弟姉妹、夫や妻や子供、親類縁者、また、恋人やペットなど愛するものとの別れ(生別や死別)の苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)とは、怨み憎しむものに出会う苦しみ、求不得苦(ぐふとっく/ぐふとくく)とは、求めているものが得られない、手にすることができない苦しみ。五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは、精神や肉体から生じる苦しみ。
※五蘊:心身を形成する五つの要素
人の悩みや苦しみはさまざまです。職場や学校での人間関係のいざこざ、借金のトラブル、また、体が怠い、よく眠れない、眠りが浅い、将来が不安である…
幸が薄く、不幸ばかりが続く・・・、不運な運命、不平等な運命のもとに生まれてきた…そのように嘆くことも少なくないように感じます。
私もある出来事をきっかけに不幸が立て続けに起こるようになりました。
それは、約20年前のアメリカ本土で起きた911(アメリカ同時多発テロ)です。
■ 一念発起 運命は変えられる
帰国後、事故や怪我、金銭的なトラブルに巻き込まれたり、体調を崩して病床に臥すことも…、
そんな時、ある言葉が思い浮かびました。
The destiny of man is in his own soul. (人間の運命は自分の魂の中にある)
ヘロドトス : 前五世紀。ギリシャの歴史家。ペルシャ戦争を『歴史』九巻にまとめる。
運命とは、人間の意志をこえて存在する目に見えない力。天の命によって定められているとされる幸福や不幸や、禍福の巡り合わせ、そうした身の上に起きる将来の結果。
一念発起、幼少の頃からよく訪れていた高野山や四国霊場へでかけました。
そして、高野山では不思議なご縁を授かり、これまで高野山や四国霊場をはじめ、チベットやインド、ネパールなど世界中を巡礼し、瞑想や仏道修行などのをおこなってきました。
そうしたさまざまな経験から、やはり「運命は自分の中に、魂の中にある」と強く確信するようになりました。
※ チベットやインド、ネパールなどでおこなってきたさまざまなタントラ系のヨーガや瞑想法からヒントを得て、真言と陀羅尼をある方法にて組み合わせ作成しました。
開運招福・無病息災・身体健全・病気平癒・学業成就・恋愛成就、所願成就・心願成就・諸願成就……などなど
陀羅尼が流れている間、願い事を心の中で何度も繰り返しお唱えするようにするのがポイントです。
私たちそれぞれの内には、「未知の力(パワー)」が秘められていて、それを発掘し、発揮させることで運命を大きく変化させることが可能に。
個人的には、人生を大きく変化させ、開運させる特別な方法、そのヒントが真言(マントラ)だと感じています。
お大師様のおっしゃるように、やはり真言は不思議なり。