今日は、母の祥月命日でした。
早いもので、もう7年という歳月が過ぎ去りました。
生前、よく手を合わせていた如意輪観音様の仏前にて、マントラ(心中心呪・心呪・陀羅尼)をお唱えしました。
ここ3週間ほどで急に皆様方からたくさんのコメント(願い事)が寄せられるようになりました。
亡き母が、仏様やお大師様と一緒に皆様方の願いを叶えようと何か力を貸してくれているのかも…、
そんなことを思いながら今日一日過しました。
マントラ、心中心呪の「バラダ」には、“願いを与える”という意味が、心呪の「シンダマニ」には、“霊験あらたかな不思議な宝珠”(チンターマニ、如意宝珠)の意味がそれぞれに。
今回は、その部分を特に意識してみました。
また、陀羅尼の途中や、百字偈(ひゃくじのげ)などで早くお唱えする(急読)のは、
皆様方のお願い事が一刻も早く叶うことを念じてです(速疾頓成)。
なお、回向は「相互供養・相互礼拝・自利利他」他の人々の幸せや願いが叶うことを念じ、そして、生きとし生けるものすべてのやすらぎをお祈りしました。
とても静かな時間でした。
これからも、皆様方のさらなるご多幸をお祈りしております。
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌 天宮光啓 / 高野山大師教会光寿支部 事務局