密教(秘密仏教)は、仏教が派生する過程の中で四~五世紀頃に誕生した。
七世紀以降には『大日経』と『金剛頂経』という密教の根本となる経典が完成。
そして、さらに八世紀から十二世紀にかけてその全盛期を迎えた。
初期のものを「雑密」(ぞうみつ)、その後の体系化されたものを「純密」(じゅんみつ)という。
雑密(ぞうみつ)はヒンドゥー教の要素が仏教に取り入れられ、主に除災招福などの現世利益(げんせりやく)に、
他方、純密(じゅんみつ)は現世利益から「成仏」に主眼がおかれ三密行(さんみつぎょう)が整備されたことにそれぞれ大きな特徴がある。
また、教主が釈迦から大日如来へと変わり、諸尊によって理念が具現化した曼荼羅が創出された。
現在、コロナウイルスによって世界が大きく変化した。
混沌とした時代、混迷を続ける現在社会にあって、本物の、本当の救済力をそなえた真の教えが希求される。
不動なる確かな"真理"を秘めた真実の教え。
今こそ、密教の真価が発揮されるまさにその時である。
合掌
皆さん、おはようございます。
来週末8月29日(土)午後9時から1コマ(50分間)、オンライン(ZOOM)「ナイト・ディヤーナ」(夜の瞑想会)を初開催です。
参加費用・申込期間などはお手数ですが私のブログ記事をご参考いただければ幸いです。
さらに、今週末は仏道修行会です。
仏教や密教の素晴らしい教えなどもどんどんとお伝えしてまいります。
なお、来月から2021年度の当光寿支部の正会員さんも募集いたします!!
詳しは、追ってご案内いたします。
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌
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