皆さん、おはようございます。
今週末は、生き方塾です。
前回の「マントラ」に引き続き、今回は「ムドラー」を中心とした内容です。
当会では、「ムドラー」を五大(地・水・火・風・空)や、六大(地・水・火・風・空・識)の“あらわれ”、
「サイン(sine)やシンボル(symbol)、シグナル(signal)やマーク(mark)」という意味でも用います。
呼吸法や瞑想法を通して、参加者の方々にそれらを直接体験していただきます。
※ 今回は、“ティーパ”、「火」、第一チャクラなどをキーワードとした内容にしたいと思っております。
地・水・火・風・空の五指、ムドラーには物凄いパワーや秘密が…
※ 十指に五大を集め、深く呼吸を繰り返し、意識を極限まで研ぎ澄ませ(六大・識)、森羅万象に遍満する力(法界力)や、自己の内なる力(無限の可能性)、功徳力、仏の加持力の三力(さんりき)を融合させるポーズ(アーサナ)のひとつ。
※ 最初と最後には、必ず金剛合掌印を結ぶようにします。
密教では以下のように考えます。
真理は、言葉とか文字だけでは充分に理解することが難しい、
また、この現実世界にいろいろな“象徴”としてあらわされる。
たとえば、形、色、姿、音、香り、味など…。
大気に遍満する五大(地・水・火・風・空)を両手(ムドラー)に集め、光明真言(マントラ≒呼吸)と共にまた大気へ還元し…
つまり、手に印契を結び、口に真言を唱え、心を一点に集中させて本尊を観想する。
仏の三密と行者の三密が渾然一体となって融け合い、
行者は肉身をもったままで、現世において悟りを得て、仏になる。
このことを密教の目指す最終の目標、即身成仏(そくしんじょうぶつ)といいます。
これを実現するためには、「三力」(さんりき)が必要となります。
「以我功徳力」(いがくどくりき)、「如来加持力」(にょらいかじりき)、「及以法界力」(ぎゅういほうかいりき)、
そして、「普供養於住」(ふくようにじゅう)。
※ 「三力偈」(さんりきげ)
森羅万象や宇宙のバランスや律動に働きかけるように…
念ずれば、かならず形になる。
心は、具現化する。
ぜひ一緒に鍛え、磨き、修練し、心や魂を崇高なる“存在”へと高めてまいりましょう!!
鍛えれば、鍛えるほど、心も、魂も強く光り輝く!!
日々の努力、その積み重ねが、私たちの未来、来世である!!
今、この瞬間を輝かす生き方、
※ 当支部会員のKKさんの投稿記事のリプログです。
生かせいのち
※ 御厨人窟(みくろど):高知県室戸市室戸岬町
南無大師遍照金剛
合掌