本当にあるのだろうか。
お金で買えないもの。
幸せとは何だろうか。
昔、旅の終わりに出会った一人の旅人がこう言った。
「旅とは日常を離れ、かけがえのないもの、“小さなしあわせ”に、ひとつ、ひとつ出会うこと」
それは、「等身大の自分」に満足できる“生き方”に出会うことなのかもしれない。
平凡に見える日常にも幸せはたくさんつまっている。
そのことに気づくための学び。
人間には想像力という偉大な力がある。
たとえ苦しい現実に直面して、身動きがとれなくなったとしても、
心はいつも自由でいられる。
そのことを決して忘れてはいけない。
大切なことやものを心に思い描くことができたなら、
自己の内に秘めた“無限の可能性”に気づくはずである。
人は、自分の勝手な思い込みで限界を決めつけてしまわない限り、
何でもできる。
必ず道は広がっていく。
私たちは、人生という終わりのない旅をつづける旅人、
善財童子のように“さとり”という「道」を探し求める“求道者”なのかもしれない。
合掌