本日3月11日、東日本大震災から9年目 | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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南無大師遍照金剛

合掌

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

本日3月11日、東日本大震災から9年目を迎えた。 死者や行方不明者が2万人以上、今もなお、4万人以上の人々が避難生活を余儀なくされている。 戦後最も甚大な被害をもたらした自然災害である。 先のシアトル渡航は、新型のコロナウイルスや、季節性のインフルエンザの猛威が世界中で伝えられる中での不安な旅だった。 数日間という短い日程ではあったが、やはり、とても心細かった。 何かあるたびに、「光明真言」や、『般若心経』を心の中で何度もお唱えした。 仏様やお大師様のこともよく思い浮かべた。 ある時、『般若心経秘鍵』の一節が何度も繰り返されるように流れてきた。 「時于(ときに)弘仁(こうにん)九年の春 天下大疫(たいえき)す ここに帝王自ら黄金の筆端に染め 紺紙(こんし)於(を)爪(そ)掌(しょう)に握って般若心経一巻を書写し奉りたまう」 お大師様が力強く活躍された時代にも、疫病や伝染病、また台風や地震、津波などの自然災害によってたくさんの人々の尊い命が犠牲になった。 数年前にガンでこの世を去った母の言葉を思い出した。 「生まれてきたからには、誰でもいつかは死ぬ。私は看護師としてこれまでたくさんの患者さんたちの最期に立ち会った。 だから、自分が死ぬことをあまり怖いと思っていない。でもひとつだけ寂しく感じることがある。それは、私が死んだ後に忘れ去られてしまうこと…」。 今日は朝から、震災の物故者に手をあわせた。 そして、母の遺影にいつもとは少し違う花を飾った。 合掌 #東日本大震災 #311 #自然災害 #祈り #母 #看護師 #般若心経 #光明真言 #マントラ #新型コロナウイルス #死 #般若心経秘鍵 #シアトル #弘法大師 #空海

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