現在、少子高齢化によって仏教界も大きく変化してきている。
檀家離れ、寺離れ、廃寺や寺院の後継者問題など、
伝統仏教を取り巻く環境は年々厳しくなっているのが現状である。
地方の末寺が過疎化で廃寺に。
近い将来、さらに大きな絶望的な危機を迎える可能性も指摘されている。
こうした諸問題解決に真剣に取り組んでいかなければならない…。
私は、911テロをアメリカ本土で経験した。
そのことが、この道へ進む大きなきっかけとなった。
それまでの人生が一変した。
兄弟僧たちとともに、チベットやインド、ネパールなどの仏教・密教聖地へ仏道修行にでかけるようになった。
※ 夜明け前から続けられていた深い祈りが終わった後のひと時
そこで、出会ったたくさんのラマ僧たち、
※ チベット寺院での修行時代、いろいろとお世話をしてくれたラマ僧。
周りからよく似ているといわれた。もしかしたら、前世は「兄弟」だったのかも・・・。
そこに住む人々は、本当にいつも笑顔にあふれていた。
※ 師僧ラマのご家族との思い出の一枚(チベットリタンにて)
ご存じのように、チベットには「文化大革命」という暗い過去がある。
しかし、そんな苦難の歴史があったにもかかわらず、チベットの人々はけして最後まで希望を捨てない。
いつも神仏を心に、そして、とても生きる。
私は、これからも祈り続けていきたい。
来月末には、シアトル別院へ。
世界中に笑顔が溢れることを願い、「恒久の平和」を願い祈り続けたい。
私がお大師様に導いていただいた僧侶としての道、
授かった「いのち」、
ご先祖様、父や母、たくさんの方々に受けた恩に報いる道。
報恩謝徳(ほうおんしゃとく)、恩に報いる道。
生かせいのち
同行二人
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皆さん、おはようございます。
本日は、大阪での「生き方塾」です!!
素晴らしいお時間をご一緒に。
それでは、後ほどです!!
合掌