毎日、忙しい時間を過ごしていると、
ついつい呼吸が浅くなって…。
たかが呼吸、されど呼吸。
心身をリラックスさせ、本来もっている力や能力をフルに発揮させたい!!
そのためにも、ぜひゆっくりと、ゆったりとした呼吸を心掛けたいものですね。
ヨガやヨーガ、気功でも、「ゆっくり」と呼吸を繰り返すことはとても大切です。
※ ヴィンヤサ系のヨガでもちいられる「ウジャイ呼吸」です。
“最勝の呼吸”とも称されており、最近のお気に入りの呼吸法です。
僧侶がお経や真言(マントラ)をお唱えする時も、呼吸は非常に重要となってきます。
しかし、忙しい日々にあるとついつい…呼吸がおろそかに。
また、ストレスや、精神的なプレッシャーを感じている時は「呼吸」が乱れやすくなりますね。
呼吸が浅くなると…、
プラーナ(気)の流れがとどこおり、気が「病」となり、やがて「病気」に…。
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※ 「病」は会意兼形声文字(かいいけいせいもじ)です(疒+丙)。
人が体の具合を悪くして壁にもたれる姿、あるいは、体調を悪くして、病室のベッド(台)の上に横たわっている、
そういった様子から成り立った漢字だそうです。
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もし、毎日の生活の中で、同じミスを何度も繰り返したり、
また、物忘れや、忘れ物が急に増えたり、集中力が散漫になったり…
そういった場合、少し気の流れを意識して、心身の状態を調えてあげることが必要なのかもです。
コツとしては、5秒から10秒ほど、すべての動作を一旦止めて、
※ 動作を一旦停止することで、私たちの思考をニュートラルな状態へ導くことができるとされています。
鼻からの吸気(ゆったり)、口からの呼気、深呼吸(ゆっくり)を一度だけおこなってみます。
この時に、できるだけ何も考えず、
呼吸にだけ意識を集中させるようにします。
慣れてくれば、ご自身が一番“お気に入り”のもの、印象に深く残っている絵や写真、それらをイメージいたします。
例えば、私の場合ですと、先日おとずれた丹生都比売神社(和歌山県)の、
こちらの写真を心に深くイメージして・・・、
※ 光明真言曼荼羅碑 寛文2年(1662)
光明真言をお唱えしていたら、急に太陽の光がまぶしいほどに…
と、観想いたします。
まさに、宮崎駿監督の『もののけ姫』(もののけひめ)のイメージ…
光明真言曼荼羅碑のそばでひっそりと咲いている彼岸花が、なぜがとても心に浮かびます。
昨夜も、またこの石碑に関する夢をみましたので、本日も早朝から約2時間ほど呼吸法や瞑想法をおこないました。
その時に、「あれっ」となったちょっとした不思議なできごとについて、また近いうちに記事にしたいと思います。
なお、今月の天宮光啓 生かせいのち(生き方塾)にて、またいろいろなお話をしますので、ぜひ楽しみにご参加くださいませ。
合掌
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■ 10月「天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)
● 日程 : 10月13日(日)
● 場所 : 阿倍野市民学習センター
● お申し込み期間 : 10月1日(火)~10月6日(日)
・ お申し込み方法 : 下記のメルフォームにて↓↓↓
※ 各定員数10名ぐらい。
※ 未経験者の方でも大丈夫です!
※ どなたでもご参加いただけます!
※ それぞれの目的に応じて幅広くご活用いただけます。
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● 日程:10月19日(土)、10月20日(日)
● 場所:10月19日(土)・・・ 神明いきいきプラザ(集会室D:和室)
10月20日(日)・・・南麻布いきいきプラザ(集会室C:和室)
● お申し込み期間 : 10月7日(日)~10月14日(日)
※ お申し込みは、来週からです。
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本日は、当方の光啓庵修行道場にて、
大阪のメンバーさん方と、ともに仏道修行を執り行います。
それでは、本日も「生かせいのち」!!
同行二人 南無大師遍照金剛
合掌
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(追記) 平素は、メールやコメントどうもありがとうございます。
急な所用や法務のために、メールのご返信が大変遅くなることもございます。
予めご了承くださいませ。
光啓 九拝