阿闍梨 | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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IKIKATAJUKU(天宮光啓瞑想法)や、護摩祈祷、真言動画、高野山大師教会光寿支部の活動などを投稿しています。

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相互礼拝、相互供養、自利利他

生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

皆さん、おはようございます。





大型でとても強い台風がまた接近中ですね。





今週末に控えているお四国遍路巡礼、少し気がかりです。





ところで、今後の天宮会では、





さらに、本格的な「密教」をお伝えしていきたいと思っております。




そのためにも、「仏」の「お導き」のもと、




その正しい「教え(法)」を厳守し、




僧伽(そうぎゃ:比丘・比丘尼)の「支え」(力)となりて、




この世に広く遍く「正しい道」(仏法)を伝えていく。





これこそ、まさに「三宝」(仏・法・僧)帰依、





皆平等の精神のもと、自他共に仏道を精進す。





特に、当会では自己の「心身の浄化」等のために、




「五悔」(ごかい:五つの懺悔の方法)を重んじます。




当会では、「帰依・発願・懺悔・随喜・回向」の五つです。




● 帰依:自己の身心を捧げ信奉すること




● 発願:誓願を起こし、悟りを求める心や、人々を救おうとすること




● 懺悔:自分の犯した罪過を心から悔い改めること




● 随喜:他人のおこなう善をみて、自身のことのように喜ぶ




● 回向:自分の修めた功徳(くどく:善行)を他にも差し向けること


  そして、自他ともに悟りを得るための助けとする



上記のすべてがなされた後に、



最後に「勧請」(かんじよう)をおこないます。



● 灌頂:神仏の来臨を請うこと


注意:真言宗の「五悔」とは、金剛界法を修するときに唱え、帰命(きみょう)・懺悔・随喜・勧請(かんじょう)・回向(えこう)の五段からなる礼法をいいます。



詳しくは、また明日の講義の時に直接お伝えいたします。




「密教」と聞けば、何やら怪しげな雰囲気をもった「カルト」や、





また、「スピリチュアル」的なものと混同されがちですが・・・





「密教」とは、私達のとても身近にある誰もがその内に「秘めた」、





清浄なる「魂」、「普遍的ないのち」、





つまり、森羅万象、「両界曼荼羅」に説かれる「こころ」(教え)なのです。




$密教行者のブログ(報恩の輪)




密教の崇高なる教えを、人間のエゴによって、





人々を傷つけ、その命を奪う「凶刃」とならぬよう、





社会を、国を滅ばす「悪しき兵刃」とならぬよう、





私達「阿闍梨」は、常に己の「精神」をしっかりと磨き、





仏の正しい道を、教えを説き続ける必要があるのです。





今後の天宮会では、本当の「密教」の素晴らしさにどんどんと触れていただけますよう、





お経やご真言のお唱えを皆様方とご一緒におこなってまいりたいと思っております。





追記 明日「第4回目」の「遠隔セッション」がございます。




また、共に素晴らしいお時間をご一緒いたしましょう。





合掌