私達は誰でも、それぞれの人生の中で、
「自分自身を見つめ直し、再発見し、再出発できる瞬間」、
つまり、「千載一遇」の「好機」が巡ってくるといいます。
日頃から己を磨き、
自己を鍛える努力を怠らず、
そのチャンスに備えていることは非常に大切なことだと存じます。
人生とは、誰にとっても有限であり、一度限りの刹那(せつな)です。
その中で、精一杯に「己の魂」を昇華させていく・・・
私達がこの世に「命」を授かった大きな理由のひとつでは・・・
誰にとっても、人生とは決して平坦な道ばかりではございません。
時に、見失うこともあれば、
時に、踏み外しそうになることも・・・
* 『光啓・慈光、四国遍路修行の旅』 (同行二人)より
日は、昇り、天高くどこまでも、どこまでも、
「過去世」・「現世」・「来世」の三世に渡り私達を照らし続けてくれます。
まさに、それは仏の「「光明」、「光りの道」なのです。
けっして、私達は一人ではありません。
けっして、独りぼっちではないのです。
それでは、来年1月の「天宮会」へご参加の皆さま方、
共に、この素晴らしき道を歩んでまいりましょう。
追記 ご挨拶が大変遅くなりました。
この度の「天宮会」へのたくさんのお申込み、ご参加いただきましたこと、
心から厚く御礼申し上げます。
合掌
高野山真言宗阿闍梨 天宮光啓 九拝