皆さん、こんにちは。
ここでいきなりですが、「真言」(しんごん)という言葉をご存知でしょうか。
サンスクリット語(古代インドの雅語)で「マントラ」、
「真実の言葉」、「聖句」、転じて諸仏菩薩の「ことば」とされているものです。
かかる「真言」は、「音」の響きが非常に重要とされています。
そのため、翻訳されず音写でそのままもちいます。
■ 「オン・バザラ・ダト・バン」(金剛界 大日如来)
■ 「オン・バザラ・ダラマ・キリク」(千手観音)
などなど・・・たくさんの種類がございます。
中でも、我々真言宗の僧侶にとって特に大切な「真言」があります。
■「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラマニ・ハンドマジンバラ・ハラバリタヤウン」
これは、「光明真言」(こうみょうしんごん)というものです。
この「光明真言」は、大日如来が清浄蓮華明王のために説いた一切諸仏の総呪とされておるものです。
これを受持し、読誦すれば無量無辺の功徳を授かり、
一切の罪障を除滅するものとされております。
動画は、私の兄弟僧(エン氏)が唱えする力強い光明真言です。
※ 注意:少し大きい音が出ますので音量調整してご視聴くださいませ。
「オン アボキャ ベイロシャナゥ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン」
「帰命 不空 光明遍照 大印相 摩尼宝珠 蓮華 焰光 転 大誓願」
これからも、皆さま方のさらなるご多幸を兄弟僧達と共にご祈念いたしております。
合掌