こんばんは。
皆さん、いきなりですが「モルヒネ」って・・・
ご存知でしょうか。
モルヒネとは、芥子(ケシ)の実から生成される阿片(アヘン)に含まれるアルカロイド(有機化合物)、
つまり、麻薬の一種です。
大変、依存性の強い薬物です。
ですから、阿片や麻薬、ヘロインなどと聞くと・・・
やはり、何だかとても怖いようなイメージがしちゃいますよね(゚ー゚;
ただし、ご安心ください。
医療機関等でもちいられる医療用モルヒネの場合、
がん患者の疼痛(とうつう:激しい痛み)や精神的な不安などを緩和し、
身体的・精神的な苦痛を軽減させる鎮痛薬として大変役立ついます。
ところで、実は私達の「脳内」でもこれとよく似た成分、
「脳内モルヒネ」なるものが分泌されています。
特に、「βエンドルフィン」といった快感ホルモンが有名です。
例えば、好きな音楽を聴いたり、好きな異性とデートしたり、
あるいは、ご馳走を食べたり、趣味に没頭している時など
この脳内モルヒネがたくさん分泌されます。
逆に、イライラしたり、怒ったり、強いストレスを感じると・・・
毒性の強いノルアドレナリンという物質が生じてしまいます(>_<)
もし、皆さん方がこの「脳内モルヒネ」(快感ホルモン)をたくさん分泌しようと思えば、
楽しかった出来ごとや、大好きな人のことを思い浮かべるなどするとが何より
さらに、呼吸を整え、そのまま深い瞑想状態に入れば
この状態を長くキープすることが出来るとされております。
まさに、禅定(心静かに瞑想すること)は私達にとって大変贅沢な「至福のひと時」を授けてくれる・・・
それでは、次回は密教式呼吸・瞑想法をもちいて
この「脳内モルヒネ」を体感しちゃいましょう!
是非、お楽しみにです(^^♪
合掌