一念(いちねん)天に通(つう)ず | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

皆さん、おはようございます。






まだまだ早朝は寒いですね。






ところで、昨日ニッコリするなるようなメールを頂戴しました。






それは、ある方の姪っ子さんが志望高校へ合格したという吉報でした。








まさに、「一念(いちねん)天に通(つう)ず」






一生懸命に物事に打ち込み、努力していれば、






やがて、それが天に通じ願いが叶う・・・








私も、ご一緒に「必勝合格」を念じておりましたゆえ自分のことのように嬉しく思います。










密教には、「真言」(マントラ:mantra)という不思議な力を秘めた言葉があります。







私の場合は、真言密教の僧侶ということもあって







ご祈願の際には、この「マントラ」を重要視し際限なくお唱えし続けます。








特に、真言(マントラ)は声に出してお唱えすことにより、








ある振動(バイブレーション)が肉体からアストラル体(幽体)へと伝わり、








さらに、アストラル体から私達の「魂」(自己の本質・超意識的な存在)へと伝達されていきます。








結果、我々の「潜在的な意識」や「チャクラ」(エネルギーセンター)が活性化され、








時間・距離・空間を超越したあるエネルギーの伝達を可能とするものと解されています。








つまり、要約すると、








「真言」を唱え、一心に念じることによって、








不可思議なパワーをどこへでも誰にでも伝えることが出来るということです。








ただし、皆さんもご存知のようにただ闇雲に真言を唱え念じたところで・・・








期待したほどの効果があらわれず、徒労に終わってしまうことも少なくありません。









それはなぜでしょうか。








やはり、心のどこかで迷いや猜疑心が働いているからではないでしょうか。








「一心」とは読んで字のごとく、








「無念無想」、迷いのない純粋な想いなのかもしれません。










ですから、行者はどんな状況下でも心を一点に集中させ真言をお唱えし、








その不思議な力を呼び起こせるようにする為に修行に励むのです。










いずれにせよ、諸々の心願が叶うか叶わないかは・・・








私達自身がどれぐらい、「本気なのか?」








と、いうことなのかも知れませんね・・・










それでは、今日も一日元気よくまいりましょう








合掌