皆さん、こんにちは。
早朝の厳しい寒さも…
少しゆるみ、
穏やかな陽気となってます。
さて、先日から夢によくお不動さまをみます。
ここ数日間も同じ内容のものを…
真言宗の開祖弘法大師空海(お大師さま)も、
たくさんの諸仏の中でも
特に、お不動さまを尊崇なさいました。
不動とは、一切の迷いや不安がなく、
心が何ものにも乱されず、
何事にも動じぬ、安住の境地そのものです。
迷いや不安、
恐怖、
絶望、そうした苦しみの世界からの解脱(さとり)、
安住の境地でもあります。
まさに、お不動さまの光背の火炎とは、
我われ人間の悪しき「貪・瞋・癡」(とん・じん・ち)の
「三毒」(煩悩)を焼き尽くしてくださいます。
それは、仏さまの偉大なる「慈悲の火炎」でもあります。
一方、我われ人間は・・・
自身の煩悩や強欲により、
種々の苦しみを今もなお生み出し続けています。
自身の身を破滅させる「業火」(ごうか)という
猛火の中で日々苦しんでいるのです。
三毒とは、人の善心を悪しきものへ害する三種の煩悩(ぼんのう)です。
特に、「瞋」(しん)とは強烈な「怒り」、「憎しみ」、「妬み」、「恨み」などの心なのです。
それは、けっして消えることのない
けっして消し去ることの出来ない
永遠の苦しみを生み続ける・・・
根源なのです。
合掌
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