皆さん、こんにちは。
今日はこちら、
『よう、おまいり』 田尾秀寛
ISBN978-4-924713-93-2
- たる出版 -
数あるお四国遍路の書籍等の中でも、
特に、コレ押し!というバイブル本のご紹介をしたいと思います。
著者の田尾 秀寛(たお しゅうかん)和尚は、異色の経歴の持ち主です。
世界一の広告会社、あの電通の元敏腕営業マンから、
東寺真言宗の僧侶となられ、
現在は、お四国の公認先達を務める多忙な日々にあるお方です。
田尾和尚とは、高野山での厳しい加行(修行)を共にした間柄にあります。
そのご縁がもとで、
今も、大変親しくお付き合いさせて頂いております。
田尾和尚とのご縁によって、
これまでいろいろなところへご一緒させて頂きました。
* 生駒聖天宝山寺にて
* 信貴山 朝護孫子寺にて
そして、たくさんの方々とのご縁も頂戴しました。
和尚いわく、
「お四国遍路は修行の階梯、つまり人生そのものをあらわしているのですよ」
阿波国の霊場は「発心の道場」、
土佐国の霊場は「修行の道場」、
伊予国の霊場は「菩提の道場」、
最後、讃岐国の霊場は「涅槃の道場」となります。
これは、一般的に菩薩の修行の各段階をあらわすものであり、
さらにいえば、ブッダ(お釈迦さま)の生涯になぞられるものでもあります。
人生とは、時に・・・
苦しく、辛く、逃げ出したくなるようなこともたくさんあります。
でも、そうした苦しみや辛いことがあるからこそ、
「他者」の心の痛みも知ることができ、
本当に「大切なもの」に気付くことができるのではないでしょうか。
人生とは、この世にとどまることの出来るほんのちょっとしたつかの間の時間です。
人様とのご縁を大切にすることによって、人生がとても明るく豊かになることも。
是非、田尾和尚のブログも合わせてご愛読いただければ何よりです。
それでは、いつか皆さま方とも「ご縁」によりお会いできますことを・・・
合掌