礼に始まり、礼に終わる | 天宮光啓塾 生かせいのち(生き方塾)

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生かせいのち

南無大師遍照金剛

合掌

日本の仏教は、






大陸から伝わってきたものです。






ただし、日本には古来から神道(しんとう)や








自然崇拝(アニミズム)などがの民族宗教がありました。








神道は、文字通り神の道です。








これを簡単に分かりやすくいえば








山、海、川、それに、草や木々、








さらに、道端に転がる石までにも








神秘的な神の力を見いだし敬い崇拝することです。








また、祖先や亡くなった偉人を奉り尊崇したのが、








神道の始まりとされています。








それが現在の「八百万(やおおろず)の神」のゆえんとなり、








やがて、伝来してきた仏教と習合(しゅうごう)し、








今日の私たちが触れる日本の仏教の基礎となりました。








したがって、私のような輩がいうのもなんですが、








インド初期の仏教とは、少し異なるものです。








ただし、多くの人々の心のよりどころとなっていることは








間違いないようですね。










ですから、経本を畳の上や床の上に直接おくことは








大変に憚(はばか)られるのです。








そして、経本を読もうとする時は








「一度頂いて」から、経本を開けます。




*(経本を両手で持って頂戴する格好)








まさに、「礼に始まり、礼に終わる」








これも、我が国の仏教の特徴、良いところかもしれませんね^^




                                       合掌