道場では少年部の保護者の方に「他の習い事をするのでやめます」と言われることが多々あります。
私が空手を始めたのは、アメリカ留学中に強烈な人種差別を受けたからです。
日本人のほとんどの人がピンと来ないと思いますが、アメリカでは日本人を含めた黄色人種は非常に差別されます。
北欧でも同じです。
その差別も日本なら口喧嘩で終わりますが、それは外国の地のことですから差別によって命に関わると思ったことが、私は何度もありました。
その時は体も細くて体力的に勝てないと思っていた私は、「日本に帰ったら地上最強の極真空手を絶対に修行するぞ❗」と心に誓ったものでした。
あれから30年以上経ちましたが、グローバルになった現代の日本。
私はますます武道の必要性を感じています。
そこで今回は、新極真空手がただの習い事ではなく、実際に役立つ護身術としての側面に焦点を当ててみたいと思います。
1. 護身術としての空手
新極真空手は、その発祥から護身術としての側面を大切にしてきました。技術や動きは単なる見せ物だけでなく、現実の危険に備えるための効果的な手段なのです。
2. 効果的な自己防衛
新極真空手の技術は、体力や相手の動きを利用して効果的な自己防衛を可能にします。街中での危険な状況に備え、冷静に対処する力を養います。
3. 反射神経と的確な技術
新極真空手の練習は、反射神経を磨き、的確な技術を身につけることを求めます。危機的瞬間に即座に行動できるような訓練が、護身術において不可欠です。
4. 身体の使い方と相手の制御
新極真空手では、身体の使い方や相手の動きを制御するテクニックが重要です。これにより、相手を制圧し、自分の安全を確保する力が身につきます。
5. 自己コントロールと冷静な判断
護身術は、急な状況に冷静に対処する力も求められます。新極真空手の修行は、自己コントロールと冷静な判断力を向上させ、危険から逃れる手助けをします。
結論
新極真空手は決してただの習い事ではありません。その奥深い武道の中には、実際の危機に備えるための実践的な要素が満ちています。日々の練習を通じて、自分を守る力を育んでみませんか?
これからも、新極真空手の真の価値と護身術としての側面を理解し、安全で健やかな日々を過ごしてください。ありがとうございました。