海底摸月   ものまねタレントのSHINOBUさんと城めぐりとお笑い中心のブログです -3ページ目

76/100 湯築城【日本100名城】

湯築城




8月10日の事ですが、宇和島城、大洲城、松山城を訪問した後は、道後温泉で3城分の汗を流しにいきました







道後温泉本館は混んでましたね~。2階、3階で休憩する事ができるのですが、満席でしたので休息は諦めて、温泉で汗を流すだけしかできませんでしたが、それでも気持ちよかったです




さすが、「千と千尋の神隠し」のモデルともなった温泉でしたので、ちょっとノスタルジックな感じが味わえる温泉でした (手ぶらで行っても大丈夫です。貸タオルもあるし、石鹸もシャンプーも髭剃りも販売してます)





昼と夜で雰囲気も変わりますね~








夕食は道後温泉の近くでとろうと思っていたので、時間潰しに近くを散策しました





坊ちゃん電車もありました







公園もありました







あれ? この公園ってもしかして湯築城??




実は湯築城の位置をあまり把握してなくて、道後温泉の近くだとは認識していたのですが、まさかこんなに近くにあったとは…!





湯築城は城跡といえるような遺構はあまり残っておりませんが、堀や土塁などの中世縄張りの遺構は良好に残っているそうです






さすがに18時を過ぎていましたので、資料館は閉まっており、100名城スタンプは押せませんでしたが、ぐるりと周囲を見て廻る事はできました (明日の朝一番で訪れて、スタンプゲットしましたよ)






資料館の近くに復元の武家屋敷がありましたが、ネコたちの屋敷になっておりました (目つき悪いネコだな~、と思っていたら、「お前もな!」と言われたような気がしました)






堀や土塁、武家屋敷くらいしか見どころはないのですが、加藤嘉明が松山城構築のために、石垣や資材などを根こそぎ持っていってしまったからだと言われています (それを人は泥棒ネコと言う(笑))












そんなこんなで30分くらいで一周してしまいまして、湯築城の探索完了です (早っ! 馬か!)





かなりお腹が減りまして、夕飯は沢山いただきました (多いっ! 豚か!)

















そんなこんなで夜が明けて、朝一番、湯築城再訪です (千と千尋の神隠しで、両親が食べ過ぎてブタになりましたが、私も夢の中でブタになっておりました。(;°皿°))









湯築城資料館へ入って、まずは100名城スタンプをゲットしたんですが、訪問記念という事で折り紙の兜をいただきました 







どうやら、管理人さんお二人は、お年を召していましたが、ご夫婦のようで、遠くから来た来訪者を優しくもてなしてくれました (お・も・て・な・し)





湯築城の模型や紹介ビデオを真剣にメモを取りながら見ていたのですが、ビデオを見ると、南北朝時代からこの地を治めていた河野一族が気になる事疑いなしです(笑)






戦国大名としては無名に近い河野一族ですが、河野道信が壇ノ浦の戦いに源氏方として参戦し、伊予の統率権を得たのが始まりのようですから、鎌倉時代に勢力を伸ばした一族のようです (道信は源頼朝から鎌倉武士と同じ待遇を受けたそうですから、壇ノ浦の戦いでの戦功は素晴らしかったのでしょうね)





承久の乱で没落するも、南北朝期の通盛の時に盛り返し、この湯築城へ本拠を移し、伊予の守護としての地位を確立しました





しかし、その後は徐々に勢力が衰えて、最後は豊臣秀吉の四国攻めで、小早川隆景に城を明け渡して、河野氏の400年にわたる伊予支配に終止符が打たれました





ちなみに、鎌倉時代に時宗の開祖となった一遍上人は、河野道信の孫にあたり、初代総理大臣の伊藤博文も河野一族の出だと言われています





昨日、中に入れなかった武家屋敷ものぞいてみましたが、一乗谷にあったような人形が政治をやっておりました(笑)






そういえば、資料館の管理人さんが教えてくれたのですが、ここ道後温泉付近は、今、分裂騒動で揺れている広域暴○団、山○組の縄張りであり、ストリップ小屋やソープランドなどの風俗店があるのですが、道後温泉郷で警察と揉めたくないので東京のようにボッタくりの店はないそうです(;´Д`)ノ (あっ、私は行ってませんので…)





ただ、女性が夜道をひとりで歩くのは危険だそうですので、注意してほしいそうです





湯築城を訪れた方は、何故、ここが100名城に選ばれたのか不思議に思う事でしょう





素晴らしい石垣が残っている訳でもなく、現存する門や櫓、ましてや天主閣などないのですから…





他に100名城に相応しい城址はあると思うのですが、私は湯築城に行って、その理由が分かったような気がしました





その理由とは、南北朝時代の縄張りだけでなく、現在も某組の縄張りであるという、生ける縄張りが残っているという事ではないかと…(汗)






そんなこんなで、76個目のスタンプゲットっす!







ご参考



松山城と湯築城、道後温泉の位置関係と距離がなんとなくわかりますかね?











湯築城の探索は前日に1周まわった時間を除いて 約30分 (1周まわった時間を含めても1時間弱ですね)


総消費エネルギー量 66kcal


活動エネルギー量 36.6kcal


脂肪燃焼量 0.5g


歩数 535歩


歩行距離 0.4km