セイコー クォーツダイバー 6458-6000 リペア その1 | jiji7134の徒然日記

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好きな趣味の時計を中心に日々の徒然を投稿します。


欲しかった6458をやっと手に入れました。ジャンクですが・・・
入手時はこんな状態でした。


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名称   : QUARTZ DIVER
ref.   : 6458-6000
sil.   :
製造年 : 1986年
mov.   : 6458
振動数 : QUARTZ


外装は結構逝っちゃってます。
写真だと判りずらいですが、打ち傷がかなりあります。
極めつけは風防の6時位置に深い打痕が・・・

取り敢えず外装はリペア前提で入手しましたので、こんなものでしょう。

問題は動作未確認の機械です。早速スクリューバックをオープン。
綺麗なものです。バッテリーを交換したらあっけなく動き出しました。(笑)

では、リペアに向けてバラしに入ります。


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機械以外を全てバラバラにします。


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機械周りです。とくに問題ありません。


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風防周りですね。回転ベゼルのパッキンが劣化で割れてしまいました。
パッキンの代替を考えなくてはなりません。


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右側の影のようなものが深い打痕です。
風防は純正品が入手できないので、ebayで使えそうなものをポチッてみました。


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機械は非常に綺麗なものでした。
ダイヤルも綺麗ですが、時分針のルミが劣化で変色し始めています。
生産から30年以上経過しているわけですから、致し方ありません。



気を取り直して外装のリペアに入ります。
#240~#2000のサンドペーパーを使用して、#240、#500、#800、#1200、#1500、#2000
と番手を上げながら磨いていきます。
なるべくエッジを落とさないようにペーパーは8mm角のステンレスの棒材に巻きつけて
磨きます。

スクリューバックはあまり気にしないで3M(スリーエム)のスポンジ研磨材の極細目、
極極細目、超極細目の順に磨いていきます。


続いてグラインダーで赤棒を使って磨き、最後にバフ掛けを行います。

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仕上げはラグのヘアラインですが、円周状に入れるのは面倒なのでスコッチブライトを
使って縦目に入れてみました。


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もちろんリューズも綺麗に磨いてあげましたよ。(笑)


取り敢えずここまで、残りは風防を入手してから組み立てます。


ではでは。