キングセイコー 通称45KS
第二精工舎が威信をかけて作り上げたハイビート10振動です。
名称 : KING SEIKO
ref. : 45-7010
sil. : 02****
製造年 : 1970年
mov. : 4500A
振動数 : 36000
10振動故にトルクとパワーリザーブを稼ぐための強力なゼンマイを持ち
ましたが、これが仇となりゼンマイ切れを起こすと強力に周りのパーツを
道連れにするという弱点を作ってしまいました。
優しくゼンマイをまいてやれば気にすることは無いんですがね。
諏訪の5740C、亀戸の4500A、素晴らしいハイビートの機械だと思います。
この45系の機械はセイコーがクロノメーターコンクールに参加するために
開発された16振動の cal.045 がベースになっています。
うんちくはほどほどに・・・
ではでは。