金曜日
トラクターが通ることができるように野菜畑と崖の間を広げるため
お庭の土を掘り起こして大きな岩や木の根っこを取り除くというような作業をしていました。
その後、お昼ご飯を食べて、ソファーでお昼寝をしていました。
すごい風が吹き始めて「おっニュースで言ってた事当たってるやん」
と寝ぼけながら思っていたんですけど
急にテレビが消えて「おやっ」と思っていると
pappaが「停電だね」と携帯で状況をチェックし始めました。
そして
「申し訳ありませんがあなたの住んでいる住所のあたりで停電が起こっています」
と電気会社から携帯メールが来ました。
幸運にも充電を充分にした携帯電話があったのでネットで状況を把握するには困らず
強い風のせいで色んな所で停電が起こっているようでした。
ただ、数時間で電気は復旧するだろうと思っていた私は
お昼寝の後またお庭での作業を続けて、体が泥と汗でドロドロになり、
家の中に戻りましたが電気は復活していなかったのでかなり焦りました。
電気が使えないと電動のポンプでお水を汲み上げているうちとご近所さんはお水も使えないので
家の前の湖におトイレ用の水を汲みに行って
クルマでスーパーに行って５Lのお水のボトルをいくつか買って
長期間電気が復旧しないときのための準備をしておきました。
クルマで５分のあたりでは停電は起こっていなかったので
スーパーで問題なくお買い物ができてよかったです。
どこで停電が起こっているかはネットで検索できるので
↓
Strømbrudd/feil
空いているだろうスーパーやシャワーを借りられるだろう友人のおうちも確認できます。
便利です。
夏至は過ぎましたが夜の１０時ころまではまだ明るいので
家の中の暗さは問題なく、クリスマスに使ったキャンドルライト風LEDライトを家の中に置いて
もう少し明るさがほしいところでは
キャンプ用に購入してあったLEDランタンを使いました。↑
明るくて軽くて可愛くてお値段お手頃でお気に入りです。
ただ泥と汗でドロドロにもかかわらず
シャワーを浴びることができず、お鍋をするとき用に購入してあった
カセットコンロで沸かしたお湯で作ったおしぼりで体を拭いて、
起きたときには電気が戻っていますようにと期待しながらベッドに入りました。
汚い体でベッドに入ったmammaはそれが気になってなかなか熟睡できず
何度も目が覚めて携帯で電気が戻ったか確認するのですが
まだ普及しておらず、また頑張って眠ろうとするを繰り返しました。
７時半頃にこれ以上ベッドにはいられないと起きて朝食を食べ、
義弟に彼の家でシャワーを浴びさせてもらうようにお願いをして
pappaが湖にお水を汲みに行ったところ
急にトイレが流れる音がして
テレビが付いて
電気が戻ってきてくれました。
お湯が出てくるのを確認してシャワーを浴びて、洗濯と掃除を済ませて
こうやってブログを書く余裕ができました。
本当にありがたいことです。
ちなみに電気が戻ってくるとすぐに「電気が復旧しましたよ」携帯メールが届きます。
さてブログタイトルの「停電するとお金がもらえる」ですが
１２時間から２４時間停電すると ６００ｋｒ
２４時間から４８時間停電すると １４００ｋｒ
４８時間から７２時間停電すると ２７００ｋｒ
７２時間以上停電すると２４時間単位で１３００ｋｒ追加でもらえます。
うちの場合は金曜日のお昼の３時に停電が始まって土曜日の朝８時ころに復旧したので
申請すると６００ｋｒ（約８０００円）もらえることになります。
冷凍庫に入っていた食材はこの期間電気がなかったにもかかわらず
溶けることがなかったので食材を捨てずに済みましたので
水を買ったり、電池やガスを使ったりと停電によって使ったお金は
充分取り戻すことができそうです。
それでもやっぱり電気、水がずっと使えることが一番で、
電池や、カセットボンベ、水などの必要性を再認識できる出来事でした。
そして一つ良いことが
前日根っこ付近を掃除していづれはどかしたいと思っていた木が
風のおかげで倒れてくれました。
それも完璧な向きで。
おかえりにジジとキキをクリックしていただけるとうれしいです