深い理解のための改革、セミナーからラーニングへ | 中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

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昨日、長岡市内にてロータリー地区研修・協議会が開催され、セッションのファシリテーターを担当させていただきました。




座学による学び(セミナー)から、発言と討論による学び(ラーニング)へ。セミナー形式だったセッションは今年度からラーニング形式に。「深い理解のための改革」への挑戦です。


○ファシリテーターの役割とは
  • グループの中で自由な表現と防衛の減少が徐々に起こるような安全な心理的雰囲気を発展させること(C・ロジャーズ)。

○アクティブ・ラーニング
以下、2012年8月中教審から
  • 知識の伝達・注入を中心とした授業から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題を発見し解を見出していく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要。
  • グループディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
※出典元:一般社団法人日本産業カウンセラー協会「産業カウンセリング」


担当セッションではグループ・ディスカッションを採用。受講者が自身の感情に触れつつディスカッションするよう、「どのように感じたか?」というようなテーマを設定し、さらに自由な発言を促しました。結果、活発な議論が交わされることに。

振り返って。仕事では研修・セミナーの講師やファシリテーションをやっているものの、今回は私も受講者と同じ地区のロータリアンであることもあって、その立場からディスカッションの方法やテーマの設定、ファシリテーションのやり方などをどうするか、検討には悩ましいものがありました。しかし、立場をわきまえつつ、その枠組みから自身の感情を解放する。この点に至ることができたので当日は迷いなく実施することができました。それと、受講者をはじめ関係者の方々からご協力を得られたことがディスカッションの重要な支えになりました。信頼関係の構築が何よりも大切ということです。

何はともあれ、このたびの地区研修・協議会が滞りなく執り行われたことを嬉しく思います。学び多く、楽しい会でした。ありがとうござました。