巷の美容室、美容師では、
ブリーチしたりして髪色を原色などに明るくすることが多くなり、
“白髪ぼかし” “脱白髪染め” といった全体的に細かくブリーチして明るい髪色にする技術が多様化しています
ブリーチとはいわゆる【漂白】であり、カビ取りハイターなどと同じです!
欧米人の髪ではブリーチによる耐性がある程度ありますが、
日本人の髪では欧米人とは異なるため、ブリーチによる負担は大きくなり髪の損傷が激しくなります
なので、ブリーチしている日本人ではほぼ全ての方は、オイル系のシャンプーやトリートメント、またはオイル系のスタイリング剤を使うことでまとまるようになります
白髪ぼかし、脱白髪染めという技術は、全体的にブリーチしないことで髪の毛に対する負担は軽減されますが、
髪の毛を全体的に細かくブリーチしているため、負担は軽減されているとはいえ、細かく全体的にブリーチしているわけですから傷むことになることは同じです
そして、白髪を気にしている世代というのは、特に髪の毛の変化が大きく変わっていく世代!
髪は細くなり、痩せていくことによってボリュームは出づらくなり、コシも無くなっていきます
それに、髪の毛の生え変わりも加齢によって遅くなるため、少なく感じるようにもなります
加齢とともに弱っていく髪の毛に対して、ブリーチを頻繁にするとどうなるか?
美容師ではなくても想像すれば誰でもわかりますよね!
髪の毛自体が弱っているのだから当然薬剤に対しての耐性は弱くなる
髪が弱くなっているのに強い薬剤を使っていれば髪の毛はそれだけ脆くなります
それに、白髪ぼかし、脱白髪染めいう技術をしてしまうと、細かくブリーチしているからこそ、色が抜けやすい状態になってしまうんです
髪の毛が脆くなっているのだから当然ですが、白髪ぼかし、脱白髪染めとはそんな技術!
やった時は良く思えるかもしれませんが、そのあとはどんなに長持ちさせようとしても色が定着しないのと、
どんどん髪色が明るくなるだけとなり、褪色している髪の毛にすぐになるため綺麗に見えることはありません
ということは、やるだけ無駄ですよね…
ご興味ある方はやらないほうが良いと思いますが、
どうしてもやりたい方はやってみるのもいいですね
しかし、必ずあとで後悔することになるはずです……
ぼくはあとでどうなるかわかっているのでお客様にはオススメしていません!
白髪は目立たなくなるわけではないし、生えてこなくなるわけでもありません
もしやりたい方には他のやり方をオススメします。
最初にお越しになられた時はブラウンにされていたお客様!
美容師に『白髪は明るく染まらない』と言われて暗く染めていらしたそうですが、
『白髪は明るく染められない』って、実は“美容室あるある”です!
お客様に徐々に明るくしていくことをご提案し、少しずつ明るく染まるようにしていきました
少しずつ明るくしていくのは、髪の毛の負担を少なくするためです
そのうち少しずつ明るくなり、
今ではこんな明るく素敵なお色!
染め方を考えてブロンドになるようにヘアカラーをお作りしてお染めしています
ブリーチや、白髪ぼかし、脱白髪染めなどといったことはせず、白髪でも明るく染まるようにしているだけです!
大人の方は金髪ではなくブロンドのほうが素敵だと思います
大人だからこそですよね。