【椅子が1つだけの美容室】
『似合うようにする』 『似合うヘアスタイルにする』という美容師はとても多いように思いますが、
“どんな似合い方なのか?”って思ったことはありませんか?
髪の毛が短いヘアスタイルは、髪が短いからこそ形のバリエーションが少なく感じることが多い
しかし、
それでは短くするのなら同じような形のショートになってしまい、似たようなショートヘアが多くなることになります
それっておかしいですよね……
『似合うようにする』と言いながら、同じヘアスタイルばかりに仕上げることもおかしい話。。。
ヘアスタイルとは建築のデザインと同じようなことだと思っています!
ベースとなる土台から、作れるものを考え、デザインし、設計し、建設する
しかし、
髪の毛となると、“生えている髪の毛” “髪質” “髪の量” 全てが違い、長さも異なるところからヘアスタイルのデザインを考えて構成させることが必要になります
ハッキリ言うと、同じヘアスタイルばかり作ることなど簡単なことで誰もが出来ること!
土台は違ったとしても建売と同じで、似たような家を作ることと同じであり、
同じヘアスタイルを作ることのほうが簡単なこと!
同じものを作ることなど、それだけ高度なことを学ぶ費用もいらなければ、そこまでの経験さえ必要ではなく、ある程度のことを学び、ある程度の経験があれば誰でも出来ることです
すでにあるものをなんとなくでも模範することが出来ればいいことですが、
全てのお客様に対して、
お客様お一人お一人、全て違うヘアスタイルを作るということは、毎回お客様のことを全力で考え、作ることが必須となります
1つの長さ、1つの形、1つのスタイルだけが似合うのではなく、
様々な長さ、色々な形、多種多様なスタイルがあるからみなさんそれぞれ似合うものが違うわけです!
『あの人の髪型良いな』
そう思ったとしても、同じようにしても似合わないことのほうが当たり前で、
『あの人はあの髪型が素敵に見えるけど、自分にはどんな髪型が素敵に見えるのか?』
後者の考え方のほうが楽しいし、そのほうがより素敵に見えてお洒落になりますよね
美容師はお客様に見せられたヘアスタイルを作ることは簡単です
しかし、それが似合うか、似合うようにできるのかは異なることで別な話
事前にわかるためには、
それだけの経験が必要になりますし、知識、感性、センスが必要不可欠!
そして、センスはすぐに手に入るものではなく、長年継続していくことで光り続けるもの
感性は持って生まれたものに対して、センスは磨いていくものだと思います。
お客様には毎回、
違ったヘアスタイルをご提案し、お客様に最適なショートヘアをお作りしています!
パーマをかけたり、ストレートでもヘアスタイルは変わって見え、
色を変えたり、色調を変えても雰囲気は変わり、
流したり、整うように仕上げてもヘアスタイルは大きく変わります
ショートヘアは髪の長さは短くても、様々なバリエーションをお作りすることが出来ます!
【ヘアスタイルとは無限】
だからヘアスタイルを変えることって楽しいんですよね!