【椅子が1つだけの美容室】

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ぼくはあまりお客様や人に対していちいち話しませんが、

美容師になりたての頃、


【色彩学】について学んでいました!




あまりお伝えしていない理由は、

自分の仕事に関連することは学んで当たり前だと思っているからです!


それに、何も言わずとも1番良いやり方を考えご提案するのがプロだと思っています




そんな色彩学ですが、【色の三原色】といって、

赤、緑、青、

この3色があればどんな色でも作れると言われています!

まさに、この世にある色のベースです!


よくあるカラー診断や、パーソナルカラーなどの基本は、全てこちらからきていて色のベースは全部この三原色から成り立っています!





とは言っても、これらは全て“原色”です!

パーソナルカラーなどの『スプリング』『サマー』『オータム』『ウインター』『ライト』『ブライト』『ヴィヴィット』『ウォーム』など…

それらもすべて原色なため、ヘアカラーとは大きく異なります!



日本人の多くの髪色はブラウンベース!

原色ではないため、パーソナルカラーや、カラー診断などはヘアカラーでは何の役にも立ちません!

日本人でのヘアカラーは、この色の三原色の原理を理解し、それぞれのお客様への補色を考え、【発色】させた髪色を事前にイメージして作る必要があります!





色を理解しただけでは作ることはできず、どんなに色のことがわかっていても発色させたことが無ければ髪色を仕上げることは不可能とも言えます

市販のカラーで染めてもほぼイメージ通りにならないのはそれが主な理由です!




原色で考えたら簡単ですが、

黒髪を茶色に変化させ、なおかつ色素をプラス、マイナス、さらには明るさの調整、彩度の出し方まで考えてなので、髪色ではとても複雑になります!

さらに金髪やブロンドといった髪色をプラスすると、複雑さはより細かくなり、発色の仕方も大きく変わります!

パーソナルカラーやカラー診断で言われている色でもたくさんありますが、髪色ではその何倍にもなりますし、色の多さなど髪色では比べ物になりません



ちなみに、これもあまり人に言っていませんが、


ぼくは20代の頃、写真の現像の仕事をしていたことがあります!

今では撮った画像を現像することはほぼありませんが、当時は写真にしていましたよね



写真もこの色の三原色が基本で、写真を作る場合、赤や緑、青など、色を付けて仕上げているんです!

カメラで撮ったものがそのまま写真になっているわけではないんですよね

当時の仕事が今の自分の仕事に活きているのも最近気付きました 笑

その経験もあるから、色の見方がよりわかるのかもしれません!




カラー診断やパーソナルカラーを受けている方などは、『自分の色はこの色!』と思っているかもしれませんが、

【色は無限であり、髪色は別物です】


絶対に似合わない色でも似合わせることは可能なので、是非髪色を楽しんで頂きたいです!