ぼくは、来年で44歳となります
Aengusを始めてからは来年でなんと10年目!
〝いつの間にか〟といった感じです 笑
『何年続ける』と目標を立てていたわけではなく、何年続けるかも意識していたわけだもなく、やりたいことを純粋にやり続けていたらといった感じ。
10年目だからといってお祝いして欲しいわけではなく、誉めてもらいたいわけでもなく…
ただ、
最近、自分が思ってやってきたことが間違ってはいなかったことを沸々と感じていて
それが何よりも嬉しいんです。
ぼくはもともと、1億とか10億など、たくさん稼ぎたい気持ちは全くありませんでした
稼ぐこと=成功、幸せとは思わないし、稼ぐことに対して興味はあまりなく
むしろ、自分のやってみたいことや、やりたいことを追及していることが好きなんです!
人がやっていることではなく、自分がやりたいこと、自分にしか出来ないこと
ただ自由にやっていたいだけ。
『人から誉められるように』とか『人から共感されるように』っていう意識では、自分のやりたいことをやっているとは言えないと思っていて、
〝自分のやりたいことを全うすることで得られる達成感〟を感じられることが自分のやりたいことが出来ていることだと感じています
他は関係なく、自分の信念でやり続けるだけ!
だからそこに共感して頂いたり、信頼して頂けることがとても嬉しいんですよね
でもそれは、今に至るまで本当にきつかったこと、辛いこと、苦しいこと、世の中に対して、自分に対しても自問自答するような日々だったんです
なぜか?
〝自分が自分のやりたいことを全うする〟ということは、他は関係なくやるから人の評価はあまり得られなくなるからです!
自分を感覚、感性など自分自身を信じ抜き、貫き通すメンタルも必要な気もする…。
人から誉められることや人との共感は極端に少なくなり、孤独感も強くなる一方、
多勢に合わせていれば、その分人から嬉しいことを言われたり、誉めてもらえたり、共感もしてもらえる機会も増える
たくさんの人からも喜んでもらえると思います
でもそれは、自分の意に反することもしなければいけなくなりますよね
〝自分を多勢に合わせるから〟
自分のやりたいことを全うするのなら、多勢に合わせることなど無いのが当たり前で、
自分のやりたいことではなく、多勢に合わせることで評価が高くなり、たくさんの人に共感して頂けて喜んでももらえる
どちらが良いのかはわかりませんが、多勢に合わせることで〝自分を抑えなければいけない〟という代償を持つことになり、
自分のやりたいことを全うすることは〝孤独〟という代償を背負うことにもなる
どちらを選択するのかは人それぞれだけど、当時のぼくは後者を選択しました!
それは多勢に合わせる生き方ではなく、自分のやりたいことを全うしたかったから!
でも、その代償ははかり知れず、とても大変な道を選んでしまっため自分がその分苦労することになりますが…
その道を選んだことは今の自分を造り上げた、自分の中でかけがえのない経験です。
最近心底沸々と感じています……。
自分のやってきたことは間違っていなかった……。。。
ぼくはある時から日本のお洒落に疑問を持っていました
〝日本のお洒落の当たり前〟
当時はメディアなどに紹介されたりする有名な美容室がたくさんあり、カリスマと呼ばれていた有名な美容師も!
雑誌などで大きく取り上げられていたり、美容師が読む専門的な雑誌などでも頻繁に載っていたり…
『有名な美容室はこんなヘアスタイルを作るのか!』『有名な美容師ってこんな感じなんだ!』
と、見ていた自分から…いつしか変わることになります……
『これってお洒落なのかな……?』『良いのか悪いのかよくわからない……』
ファッション雑誌なども同じように、お洒落を気にするようになった思春期の頃からずっと見ていましたが、
『自分の洋服を参考にするのはこんなファッションにすれば良いんだ!』『こういうファッションがお洒落なんだ!』
と、思い込んで、真似をしたりしていた自分から
『似たようなファッションばかりが載っている気がする……』『これってお洒落なの……?』
と、次第に見方が変わっていきました。。。
そう疑問に思っていた当時のぼくと、同じように感じている方はどれくらいいるでしょうか?
当時ぼくが感じていたのは周りはほとんどその疑問すら感じていなかったということなんです!
いわゆる〝雑誌がお洒落の参考書〟のようになっていたからそんな認識を植え付けられていたように思います
だから疑問に思う人があまりいなかった…
自分も含めて。
日本のファッション雑誌って、わかっている方もいると思いますが
要は、見せたい媒体であり、購買意欲を掻き立てるものであり、いわゆる宣伝本ですよね!
売りたい洋服やバッグや靴、コスメなどを紹介したり、注目させたい人や売り出したい人、より有名にさせたい人などを載せる
だけら売りたい物や、新商品などがたくさん載っているし、広告もたくさん載っています!
話題にしたいお店が載っていたりするけど、お店側が雑誌に依頼して有償で載せていることのほうが多い
それに、雑誌はファッションスタイリストやカメラマン、ヘアメイクなどを仕事にしている方々の場でもある
だから、全てが良いわけではないし、流行りによせた感じにしていたり、流行らせようとしていることも……。
でも、そこに共感したりする人が圧倒的に多いのは、〝雑誌はお洒落の参考書〟だと思い込んでいるか、そこに気付いていない人のほうが多いからですよね!
自分に有益なこと、最新のこと、最近の話題なことを教えてくれる媒体として思い込んで見ている人が多いから気付いていない………
それはテレビなどと同じで、見たくないものまで見せられているに過ぎない…
全てが逆なんだと思います!
自分が見たいものを選んで、自分が良いと感じるのか、悪いと思うのかしっかり選別し、自分が惹かれることを追及することが大事なのではないでしょうか?
面白い、真新しい情報をただチェックする程度なら良いと思いますが『雑誌は自分にとって正しい情報』と信じみ込み過ぎてしまうのは危険な気がします………。
当時から少しずつ感じていた違和感が今ならハッキリわかります
日本の美容室や美容師に対しても同じような違和感を感じていました……
流行っているヘアスタイル、最新の技術や流行っている技術をお客様に勧める!
それは美容師のエゴのように思うけど、お客様もそんな流行っているヘアスタイルを求めていたり、最新の技術や最近の流行りの技術などの要望もあることが多い
だけど、その分廃れるのも早いのに…
ギブアンドテイクというビジネスとして考えたら成り立っていることではあるけど、はたして正しいのか………?
美容師の技術って〝手作業〟なんですよね!
機械を使ってお客様を仕上げているわけではなく、人の手でカット、カラー、パーマ、縮毛矯正などの技術全てがハンドメイド!
しかも、ハンドメイド以外に【知識】や【経験】がなければ出来ないことでもあります
そんなハンドメイドの手作業のことなのに、大量生産して同じものを造るようなことや、似たようなものを生産していればお客様は喜び、
似たようなものを持つことを求めるお客様も多い……
ずっとおかしいと違和感を感じていた……。
〝流行りのヘアスタイルにしたらお洒落〟
〝流行りのヘアカラーにしたらお洒落〟
その定義が正しいのなら全ての人が流行りのヘアスタイルにしたらお洒落になるってことですよね
顔はみんな違うのに………
だからこそ似合う人と似合わない人に分かれるのに……。
ぼくは、お客様の要望も大切ですが
美容師って手作業、ハンドメイドだからこそお客様に合わせたヘアスタイルを造ること、ご提案することも大切だと思います!
切り方、カラーの作り方、パーマのかけ方、縮毛矯正、全ての技術を変えなければいけません!
ずっと感じていた違和感があったから、お客様の要望だけでなく、より良くなることをお伝えしてきました
時には、お客様の『なりたい』を変えてしまっていたこともありますそれは今でも。
でも、自分の感覚や感性を信じ込んでいるお陰で、お客様がより美しくなられたり、かっこ良くなられて、
その時はわかって頂けなくても、あとでわかって頂けることが自分の感覚の証明になっています
でも、自分には視えているから当然なんですよね……。
自分では視えていてわかっているのにわかってもらえないジレンマをずっと抱えていたけど、
自分の感性、センスを信じ込み、技術を磨き、磨き続け、
孤独のような気持ちになることがあっても、挫けるようなことがあっても、支えて頂きながら乗り越えて成長出来たようにも思います!
最近ではアクセサリー作成にも挑戦し、本格的に取り組み、ヘアアクセサリーだけでなく、ピアス、イヤリングなども制作し、ブレスレットやネックレスなども作ろうと模索して作っています!
良かったら来て頂いた時にご覧ください☆
来年で10周年となりますので、新たなことにも挑戦したいと思います!
自由に、そして貪欲に、
やりたいことを全うするために………。
美は、
☆心から輝かせてくれる天使からの贈り物☆