【椅子が1つだけの美容室】
Aengus
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〝画家は亡くなってから価値が出ることがある〟といいます
たとえ高額な絵でも、評価が高いこともあるし、よくないと言う人もいる
どんなに絵が上手い人でも陽の目に出ないで一生を終えてしまうこともある…
絵が売れても生活に困るような方のほうが多いのかもしれない
続けていてもその絵が売れる保証はない
でも、辞めてしまうと生活の保証はもっとないし、今までの苦労が水の泡となるような気持ちにもなってしまう…
それは〝アーティストの宿命〟 のようなものなのかもしれない。。。
美容師は【アーティスト】としての部分があると思っています!
接客業と思われますが、接客だけすればいい仕事ではなく、たくさんの技術を磨かなければいけないし、新しいことも学ばなければいけない
ヘアスタイルをファッションとしても捉えなくてはいけません!
ただ髪の毛を切るのではなく、ただ髪の毛を染める、パーマをかける、縮毛矯正をするのではなく
〝デザイン〟として考えてやらなければいけないからです。
流行りのヘアスタイルやお客様の要望を大切に仕事をするのはとても大事なこと!
でも、アーティストとしては〝自分の技術をもっと活かしたヘアスタイルにしたい〟と思うこともある
受け入れてもらえれば良いけど、受け入れてもらえなければそのヘアスタイルにはさせてもらえない
アーティストとしては〝ジレンマ〟となります
それに、受け入れてもらえたとしても気に入ってもらえるかはまた別の話!
受け入れてもらえなければお客様は不本意となってしまいます
お客様は嫌な気持ちで過ごすことになってしまい、もう来てくれないかもしれない
だから美容師も自分の主張は強く出せず、自分の主観さえも圧し殺さなければいけないこともあるんです
でも、
美容師とは職人でありアーティスト!
技術の見せ所は腕の見せ所でもあります
人が作ったヘアスタイルのデザインを真似することは簡単です
しかし、
デザインは似せることは出来ても自分で考えたデザインは自分のもの!
自分が生み出したものは自分の子供のようなものでもある
そのデザインを作るまでそれだけの時間や想いがたくさん溢れている
だからぼく自身は美容師でもありアーティストでいたいという気持ちを持っていた
流行りのヘアスタイルのデザインとは、人の真似事と同じです!
流行りのヘアスタイルは他の美容師が作っていることだし、多くの美容師が同じようなものを作っていることと同じ
たとえ多くの人に受け入れやすくても、作り手としての立場からすると〝盗作〟と同じようなもの!
アーティストとして模作というのは不本意でしかないと思います
無名の画家の方が『◯◯の人の絵を描いてほしい』と言われても
仕事だからと気にせずに請け負う人もいるかもしれませんが、
自分の作品を受け入れてもらえず、人が描いた絵と同じものを描くというのは画家としての心を踏みにじられているような気持ちですよね…。
自分は違うヘアスタイルのほうが似合うと思い、違うヘアスタイルを作らせて頂きたい想いがある
でも、多くのお客様は人気があるヘアスタイルを好む傾向にある
人気があるヘアスタイルを作っていれば、お客様にも喜ばれて顧客もたくさん増える
顧客が増えるということは、給料や収入にも反映される
でも、アーティストとしての心は豊かにはやれない
自分に、自分の心に蓋をして自分の主張や主観を大切には出来ない
『お客様のため?お金のために?』
自分の想いを抑えなくてはならない…
大きなジレンマを抱えながら何年も何十年も続けることとなる……。
そんな想いをずっと続けていると、メンタルを保っているのが難しくなります…
自分の気持ちは無視して、人気があるヘアスタイルを作っていれば良いし、そのほうが良いのかもしれない
でも、
自分の気持ちに嘘を付くような生き方は余計に辛い!
だから辛く感じていたことがあったし、めげてしまいそうなこともあったけど、
その辛い期間が長かったから今ではお客様に受け入れてもらえているのかもしれないとも思います
もし、その辛い期間を乗り越えても受け入れてもらえなければずっと辛い期間を続けることとなったかもしれません。
【努力は必ずしも報われるとは限らない】
でも、続けなければその努力が報われることは絶対にない!
続けるのか続けないのか
努力が報われるのか報われないのか
それがわからないから続けることは難しいのかもしれない………。
美は、
☆心から輝かせてくれる天使からの贈り物☆