【椅子が1つだけの美容室】
Aengus
3分ヘアアレンジに挑戦!
今のところ、年内までのご予約も徐々に頂いております
よろしければお早めのご連絡お待ちしております。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
今まで、美容師をやってきて
『もっと極めたい!』『もっと上手くなりたい!』『やってみたいことをどんどんやりたい!』
そんな想いでやってきた反面
出来ることが多くなったり、自分の中で〝上手くなれた〟と実感することもあった
でも、
自分の技術やお客様のヘアスタイルにこだわればこだわるほど、自分の想いが強くなる
『もっとこうしたほうがいい』『もっと素敵になるには…』『お客様がもっと美しくなるように』
お客様がより素敵に、美しくなることを考え過ぎて自分の想いが膨らんでしまう
お客様がそこまで求めていなくても……。
髪の毛のことは、意外とみなさんわからないことがある
それは、美容師でさえも。
毎日髪の毛を触って、経験のある美容師でさえもお客様の髪の毛を把握出来ないこともある
だから余計に、お客様目線では自分の髪の毛でもどんな状態かはわからないことが多い
だからお客様に髪の毛の状態をお伝えする義務が自分にはあると思う
でそこまで求めていないこともある
難しいところだと痛感しています。
最近、セミナーなどに参加しているんですが、話していると自分のことについて気付かせてもらえることが多々あります
『自分のことは自分が気付けない』とは言いますがまさにその通り!
自分のことは人に教えてもらうほうが確実。
有り難いと本当に感じています
ぼくは、自分の技術が『1番凄い』とか『1番上手い』とは思いません!
自分よりも上手い人はいると思うし、もっと上手くなりたいと今でも思っています
でも、今まで自分の中でこだわりたい部分や極めたいことなどはやってきたつもりです
ある程度は、自分に挑戦してきた
人と比べたりはせず、自分の追及したいことや、やってみたいことはどんどんやってきました
だからわかった部分もあるし、経験から理解出来たこともあります
でもこだわればこだわるほど、自分の想いが強くなってしまう
お客様からのご支持に対して責任感を感じすぎてしまう
良いように聞こえるけど、悪くも受け取れる
そのバランスが本当に難しい…。
そんなこだわりを捨ててしまえば、自分はもっと楽になれるかもしれない
でも、そうなってしまえば自分の中で〝なんでもあり〟になってしまう
軸が無くなってしまうようにも感じる
それでは、なんのための自分の仕事なのかわからなくなってしまう
美容業界だけでなく、人気がある人というのは好感度があり、好かれる要素を持っていたりする
どんな人にも合わせることが出来たり、どんな人にも話を合わせられたり、どんな人にも寄り添うことも出来たりする
それが出来る人もいるけど出来ない人もいますよね
自分もそんな1人。
自分の気持ちに嘘を付いたり、自分の気持ちに蓋をして我慢することは自分には出来ない!
自分が自分では無くなってしまうと思うから。
ぼくは、
たくさんの人に好かれようとは思わないし、好いてもらえるようにあれこれするのも好きじゃない
人には、合う人もいるし合わない人もいる
仲が良かったけど、仲が悪くなって合わなくなることもある
たくさんの人が好んだとしても、嫌いだという人もいる
それが自然だと思っています。
自分を偽って擬人化した自分を作り上げても、のちのち苦しくなるのは自分
そんなのは、自分のようで自分ではない!
だから偽るつもりはないけど、自分の強い想いやこだわりのバランスは保てないと巡りめぐって自分が辛くなってしまう
そのバランスって、とても難しい……
こだわり過ぎてもダメだし、こだわらなさすぎてもダメ
どんなことでも〝丁度良い〟というのが1番心地良いのかもしれませんよね
こだわりを持つことは大事だし、自分の中で守りたい想いや譲れないものは持っていないといけない
だけど、それを無理強いするようなことはしてはいけない
こだわりが強すぎるとそこに気付けなくなってしまうこともある
お客様をより美しくしたい想いは強く持っているし、お客様のヘアスタイルの責任を強く感じている部分もある
だけど、アクセルを踏み続けていれば暴走してしまう…
暴走すればいつか事故を起こしてしまうかもしれない
そのためのブレーキであり、適度なブレーキを使えるようになることが大切なんだと感じます
年齢を重ねれば重ねるほど、ブレーキは大事なんですね
自分の安全運転気を付けないとな…と思います。
免停になったりしたら大変だし、
取り消しになったらもっと大変 (笑)
そうならないためにも、
人生安全第一!
暴走しないように気をつけます☆
※今月は、日頃お世話になっているお客様へ素敵なX'MASプレゼントをお渡ししています☆
楽しみにお越しくださいませ!