メーカー:ネカ
シリーズ:ロボコップ
登場作品:ロボコップ
キャラ名:アルティメット アレックス J マーフィー
発売時期:2024年

ドッキングステーションぶりとなるロボコップの新作は、まさかの生前のマーフィー巡査を新規造形でフィギュア化。



ドッキングステーションの記事で、ロボコップの次の新作フィギュアは「まずはルイスをお願いします」と記載しましたが、流石ネカ。


私も随分気が早かったもんだと反省しております。

まずは生前のマーフィー、続いて相棒のルイス、シメに宿敵クラレンスを出して、映画序盤の名グロシーンを再現出来る流れのラインナップにしていくという事ですね、分かります。


この記事には暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。
耐性のない方は見ない事をオススメします(笑)


ホットトイズからは、この警官姿とバトルダメージロボコップの2体セットという形で2015年にリリースされましたが、グロシーンを再現出来るのはネカだけです。



付属品
付け替え用頭部2種
付け替え用右腕
防弾チョッキ(バトルダメージ)
付け替え用右手2種、左手1種
エフェクトパーツ
ハンドガン2種

ピーター ウェラー氏に激似。







バイザーは開閉可能。







肩にはOCP(オムニ コンシューマー プロダクツ)のロゴ。











両腕、両膝は2重関節。



大腿部はおなじみとなった、癒着しにくいタイプのボールジョイントを採用。

頭部付け替え





ハンドガン2種

左はガンスピン用です。

ハンドガンはホルスターに収納可能。

ガンスピン用の右手。



劇中のシーンを再現可能。





多くの映画ファンにトラウマを植え付けた、ニニニシーン再現のための頭部とエフェクトパーツ。

頭部付け替え。





口腔内もしっかり再現。

右手をエフェクトパーツに差し替えて完成。

これは凄い…。

更にフルボッコシーン再現のための、右腕と防弾チョッキ(バトルダメージ)

両腕、頭部を外し、防弾チョッキを側面より取り外します。

ちなみにこの箇所は非常に固定し辛く、しっかりセットするのは至難の業です。

防弾チョッキ(バトルダメージ)を装着後、両腕、頭部を差し込み完成。

凄い…。

凄すぎる。

パーフェクトな出来ですが、胸が締め付けられます…。

なんて恐ろしいものをフィギュア化してしまったんだネカ…。

ネカの歴代ロボコップと比較。


頭部以外は全て流用とはいえ、2022年に素顔がリリースされた時には驚愕しました。

しかし今作はそれを上回る衝撃です。
やはり完全新規造形に勝るものはない(笑)



余談ですが、毛モジャの願いは通じた様です(笑)


生前のマーフィーがフィギュア化された背景には、2023年にリリースされたゲーム作品、ロボコップ ローグシティの存在が大きいでしょう。

ロボコップ2と3の間を埋める本作は、劇中(ロボコップ1〜3)に登場したあらゆるキャラクターが再登場し、ゲームではなく、まるで映画の続きを見ているかの様な体験が味わえます。

かつての映画作品のゲーム化といえば、映画の設定を使用しただけの単純なアクション、シューティングゲームになりがちでした。

最近は映画の史実に添った矛盾ないストーリーが展開される作品が増えてきており、ストーリーを追うだけなら、ゲームをやらない映画ファンでも納得のいく程のパワーがある脚本が用意されています。

例として、
エイリアン アイソレーションはエイリアン1.5、エイリアンズ コロニアルマリーンズはエイリアン2.5と呼べる程、完成度の高いストーリーだと思いました。


そして本作、ロボコップ ローグシティもロボコップ2.5と呼ぶに相応しい傑作でした。


この警官姿のマーフィーもしっかり登場する、ロボコップ ローグシティ(ピーター ウェラーが声優として参加しています)


未プレイの方は、このフィギュアを手にとりながら、是非ともプレイして頂きたいです。


オススメ度★★★★★