いつもありがとうございます。
本日も「ナオミ店長の日」です。
20時から23時までの営業となりますので、よろしくお願いいたします。
昨日は咲輪の店主ご夫婦にチケットを取ってもらってオリックス劇場でお芝居を観て来ました。
遠藤周作原作の音楽座公演「泣かないで」。
物語の舞台は、戦後間もない東京――。
街は復興のエネルギーに満ちていた。貧しい大学生の吉岡努は、ある日、雑誌の文通欄で知り合ったクリーニング工場の女子工員、森田ミツとデートをする。大学生とのデートに胸をときめかせるミツ。しかし、吉岡は、ただやるせない気持ちのはけ口が欲しいだけだった。ミツと一夜を共にした吉岡は、その後下宿を引き払い、姿をくらませる。そんなことを知らないミツは、吉岡と会う日に着ていくことを夢見て、カーディガンを買うために残業に励んでいた。
やっと手にした給料袋を握りしめて店に出かけるミツだったが、酒と博打に溺れる工員の田口が生活費のことで女房と言い争う場面を偶然に目撃してしまう。目をそらし通り過ぎようとするミツの心に、女房に背負われている赤ん坊の泣き声が突き刺さる。結局ミツは、残業で稼いだ金を田口の女房に差し出してしまうのだった。
一方、大学を卒業し、小さな会社に就職した吉岡は、社長の姪である三浦マリ子に思いを寄せるようになる。社員たちが帰った夕暮れのオフィスで話したのをきっかけに、吉岡とマリ子は急速に親しくなっていく。マリ子と映画に行く約束を取り付けた吉岡は、幸せな気分にひたりながら雨の街を眺めていた。そんな時、急にミツの面影がよぎり戸惑う吉岡。
同じ頃、大学病院の窓から吉岡と同じ鈍(にび)色の空を見つめているミツの姿があった。手首にできたアザを検査してもらったミツは、医師からハンセン病という宣告を受ける。富士山の麓にある復活病院。それは世間からうとまれ、死を待つだけのハンセン病患者たちが集められる病院だった。
「さいなら、吉岡さん。」
吉岡への思いを断ち切るように、ミツは竹林に囲まれた復活病院の門をくぐっていった。
泣かないで・・・と言われても、
泣いてしまうやろ~。
と、いうお芝居でした。
「森田さん・・・あなた誰!!」
このシスターの心の叫びが、僕の涙のスイッチでした。
終演後、早稲田摂陵高等学校の吹奏楽部の演奏がありました。
早稲田摂陵高等学校吹奏楽コースは、1959年に世界で初めてステージマーチングを披露した「阪急少年音楽隊」の伝統とサウンドを継承し、「早稲田摂陵高等学校ウィンドバンド」として音楽活動をおこなっています。
この吹奏楽部の前身は阪急百貨店が学校経営をしていた阪急商業学園だったとのこと。
百貨店が学校経営をする時代があったとは、知りませんでしたね。
観劇の後はジントニックでのどを潤しながらの反芻タイム・・・、
の予定が、与太話に終始してしまい反省。
最後はナオミ店長の待つ冥土で飲み直して一日が終わりました。
本日は梅田でモーニングから。
「スパニョラ」は段階的モーニングでスポーツ新聞二紙、喫煙店。
そのままお酒の展示会で、久しぶりのタップリ体験をして地獄谷へ帰還。
タップリと言いますと、先日お客様方とロイヤルホストのホットケーキの話題になりました。
最近メイプルシロップの量が減ったのは由々しき問題だという話になり、こういう卑しい人間を作ったのはホットケーキミックスにちょっとしかメイプルシロップを入れなかったからだという、森永製菓犯人説が最有力な説として結論付けられました。
日本人の性格を捻じ曲げた森永製菓には猛省してもらいたいものです。
また、本物のメイプルシロップを楓臭く感じてしまい、ホットケーキシロップの方が好きになってしまったのも、森永製菓が元凶であるとの付帯意見も採用されましたことを付け加えておきます。
地獄谷に戻って今日からランチ営業が始まった「そよぎ庵」のカレーセット(880円)。
ついにランチカレー戦争の火ぶたが切られたのです。
調べてみますと前回のタップリは2017年。
前回のボトルを見ましたら、封蝋がひび割れていました。
(左2023年 右2017年)
今年の方がイイ感じに仕上がっていると思っています。
一昨日「mano a mano」(マノアマノ)に行きましたら旧店舗は閉店しましたとのこと。
それも驚きましたが、それよりもこの店の屋号が「Poco a Poco」(ポコアポコ)に変わっていたことの方が驚きましたね。
「Poco a Poco」はスペイン語で少しずつという意味だそうです。
(コッコアポではない)
一瞬で三店舗まで増やしていたのですからやり手ですねえ。
本日も「ナオミ店長の日」です。
20時から23時までの営業となりますので、よろしくお願いいたします。
by「よ」