16082314:00@シアタートラム
あの『ワンサくん』がミュージカルの舞台となって上演されている。そんな情報を知って、居てもたってもいられず、シアタートラムに向かったw
アニメ版『ワンサくん』を子供の頃見ていただけで、特に思い入れ深い作品というわけじゃない。当時のTVアニメって、ミュージカルシーンがある作品があって(ほぼ手塚作品)、それで印象に残っていたのが、『ワンサくん』だった。それがミュージカルとして舞台化される。これはどんなものになるかと、見てみたくなったのだ。
ストーリーは…。
犬好きの大金持ちが、その財力にものを言わせ、自らのお屋敷を高い塀と鉄格子で囲い、のら犬たちを次から次へと捕えては、お屋敷でたくさん飼育しているのだった。そこに連れてこられた白い子犬。彼こそがワンサくんだった。
美味しい食べ物、走り回れる広い庭、遊び疲れたら昼寝の時間。決められたルールを守るだけで、そんな気ままで恵まれた暮らしができる。囚われた犬たちは、すっかりとその居心地の良さに馴染んでしまい、本来の夢や大切な思い出を忘れてしまっている。そんな中、ワンサくんは ”大切なもの” を思い出し、脱走を企てるのだった。
キッズ・ミュージカルと銘打たれる通り、子供たちメインで上演される子供たち向けの作品作りがされていた。キャストの力もかなりバラつきがあって、ステージ演出もちょっと緩めw でも、これが実にこの作品の個性であり、良さにもつながっている。それに、2チームに分かれてのWキャスト公演ながら、メインじゃないチームは黒子・アンサンブルとして出演、どの公演もカンパニー全員がステージに立っていることになる。この、みんなで作ってる感が伝わってくるのもイイ感じ。
内容も押し付けがましいものでなく、かといって、はしゃいでいるだけでもない、そこに、大人な笑いも入れ込んだ、絶妙なさじ加減がいいw そんな意味で、手塚作品のティストはきっちりと持ち込んでいる。
でもって、アドリブ入った緩めのステージリングや子供たちの伸び伸びした演技が、元気で自由なワンサくんのノリに合っていて、とても良い作品になっていると思うのだった。
おかげで、とても楽しい気持ちで観ることができたし、観劇後感もイイ。キャストの笑顔が未だに思い出される、とても印象の良い作品となった。大切な思い出。テーマともつながるしね ♪
ちなみにギャオ!組を観劇。











