江戸川橋と護国寺の中間に位置するフレンチCiotat(シオタ)。

 昨年からBMしてたのですが、なかなか訪問する機会を得られず。


 Ciotatとはフランスのプロヴァンスの街の名より命名。


 オーナーの廣田シェフは、フランス Au Crocodile(オ クロコディール)で研修、日本にもどりベージュアラン・デュカス 東京で研鑽し再び渡仏。

 アラン・デュカス系譜のOustaude Baumaiee で研鑽。

 その後、日本に戻り、シグネチャー(SIGNATURE)や「ルサロンジャック・ボリー(LE SALON JACQUES BORIE)」などを経たとのことです。(Net情報より)


 L字型のカウンター6席、2名様テーブル1卓。

 空間的に余裕があっていいですね。


 ワインは南仏をメインにしている感じです。


◆お任せコース (9,000円 税込)

・ホワイトアスパラ

 ドイツ産の極太なホワイトアスパラ。

 赤ワイン、卵白、グレープシードオイルを使ったソースです。

 このソースは好感度大。

 やたら玉子を使うアスパラ料理より、断然このソースの方が好みです。


・バゲットの生ハムサンドウィッチ

 神楽坂のフィロゾフのバゲット使用しています。

 フィロゾフは神楽坂の会員制ワインバーの岡部さんのMAXIM時代の後輩のお店です!

 

「パンには自信があります」とシェフ。

「おいおい(笑)」


・トリッパの煮込み

 トリッパって旨いですよねぇ。

 なんか、ホッとするし。(≧∀≦)


・ヒラスズキのポワレ プロバンス風

 ウイキョウのコンフィ

 しっかりした料理ですね。

 これぞフランス料理というインパクトを感じました。


・オマールシヴェ (7,500円 税込) 

 2人でシェアしています。

 予め予約時に「オマールが食べたい」と伝えてあります。

「仕入れられるか分かりませんが、探します」と。

 しっかり仕入れてくれていました。*\(^o^)/*


 オマールは、ロブションのスペシャリテ、オマールシヴェとして供されました。

 オマールシヴェは、魚介料理としては常識を覆す料理で、まるで肉料理的なインパクトです。(≧∀≦)


・バスクチーズケーキ


・カヌレ


◆ Jean Perrier

 Cremant de Savoie Brut

 サヴォアのスパークリングワインです。

 シャルドネ、ジャケール


◆ Chateau d'Aqueria

 Tavel Rose 2021

 タヴェル産、グルナッシュのロゼワイン


◆ HIRUZTA

 Txakolina (チャコリ)。

 チャコリとは、バスク地方で栽培される地葡萄オンダラビをメインに醸造されるワインです。

 微炭酸のものと、炭酸のないものとあります。

 この一本は微炭酸です。

 基本、チャコリはエスカンシアという注ぎ方をする点がユニークです。

 

 チャコリ専用の口も市販されていますが、やはりコルクを細工する方がインパクトありますね。

 この日、ぼくが細工しました。

「これ、大阪のバスク料理店アラルデのシェフから教えてもらったんですよぉ」

「お〜、なるほどぉ〜、勉強になりました。このコルク取っておいていいですか?」とシェフ。(笑)

「宝ものにしといて(笑笑笑)」


◆ Famille Perrin

 Les Christins Vacqueyras 2020

 シラーです。


 廣田シェフワンオペの本格フレンチciotat。

 柔らかな空気感、しっかりとした料理、好感が持てました。

 江戸川橋、地に足の付いた名店となるでしょう。


※※※※※※※※※※※※※※※


Ciotat (シオタ)

080-3073-0179

東京都文京区音羽1-22-18 

https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13277332/