てびち
ゴーヤチャンプル
豆腐よう
じーまみ豆腐
そーきそば
自家製麺
みやら製麺
店内

石垣島出身のご主人が自ら製麺した八重山そばと、沖縄料理を用意する一軒。
神田から移転された様です。
元々は着物系の店舗だった古民家を店舗にしています。

テーブルのみ6〜7卓ほど。

この日は二人で訪問です。

まずは、うっちん茶割(ウコン茶割)を注文し、ぼく的に定番の豆腐よう、じーまみ豆腐をチョイス。
ゴーヤチャンプル、てびちを味わった後、締めにそーきそばです。

ご主人が石垣出身ということもあり、ヒバーチ(沖縄胡椒とも呼ばれる)という、石垣島だけで取れる香辛料が常備されています。
シナモン的な風味、程よくピリッとしたヒバーチ、ぼくは好みです。
ちなみに、ヒバチ、ヒハチー、ヒハーチなど、少々異なる言い方をされることもあります。

◆じーまみ豆腐
沖縄定番の落花生豆腐です。ちょっと甘めの醤油ベースのタレで味わいます。

◆豆腐よう
豆腐を麹と泡盛で発酵させた沖縄を代表する発酵食品です。
癖がありますが、ぼくは好みです。

◆ゴーヤチャンプル
最近のゴーヤって、苦味が薄いですね。
万人向けで食べやすいですが、残念感もあったり。

◆てびち
アシテビチとも言われる豚足の煮物です。
当店は塩ベースで炊き上げていて、さっぱりとした味わいです。
個人的には醤油ベースの方が好みですが、問題なし。

◆そーきそば
そーきとは軟骨付きの豚肉を指します。
トロトロに煮込んだそーきがどかんと添えられたそばです。

ヒバーチをたっぷりかけて。(≧∀≦)

沖縄そばというと、粉っぽさが残る麺が多いのですが、当店自家製麺はしっかり馴染んでおり、茹で加減も良好でした。

なお、本土の沖縄そばでは、紅生姜が用意されますが、八重山そばでは紅生姜は使用しません。

 ◆うっちん茶割
泡盛のウコン茶割です。
ウコンはターメリックと同じです。
沖縄では、飲兵衛の共としてウコンをよく使用していまね。

久しぶりの沖縄飲みでした。

なお、八重山そばには定義があります。
(当店のそはがその定義に沿っているかは尋ねていません)

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全国製麺共同組合連合会というものがありまして、そこに加盟する「沖縄生麺協同組合」といものが存在します。
沖縄生麺共同組合では、以下の10項目を「本場 八重山そば」の定義としています。(以下、HPより抜粋)

1. 沖縄県八重山諸島石垣島にて製造されたもの
2. 原料小麦粉 タンパク質11.0%±0.5%灰分0.42%以下
3. 加水量 小麦粉重量に対し34%以上-36%以下
4. かんすい ボーメ2度-4度[注 1]
5. 食塩(国産) ボーメ5度-10度
6. 熟成時間 30分以内
7. めん線 めんの厚さ1.5-1.7ミリ・丸歯番手16番を基本とする。
8. ゆで水のPH 8-9
9. ゆで時間 約2分以内で十分可食状態であること
10. 仕上げに油処理が施されていること
注1)手もみ工程なし
注2)混合の工程にて、一部天然着色料(くちなし色素)の使用も見られる。
注3)切り出し工程後、コーンスターチをまぶす。

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みやら製麺
03-5577-6622
東京都台東区上野1-2-8